受付時間 平日10:00~16:00
ファンドの紹介
コモンズ30+
コモンズの未成年口座
投資先企業一覧(組入銘柄)
30銘柄程度への集中投資で高い運用成果を狙います
事業環境の変化が激しく、グローバルな競争も厳しい時代では、企業の優勝劣敗も加速します。こうした環境下で多くの企業に投資をすることは日本企業の平均値を求めていくことにもつながり高い運用成果は望めないと考えています。当ファンドでは、約3700社の上場企業の中から長期的に成長が可能と判断したわずか1%未満の30社程度に投資をすることで、高い運用成果を目指しています。
未来コンセプト コモンズ投信が使用しているオリジナルの業種分類です
すべて
資源・エネルギー
新素材
ウェルネス
生活ソリューション
精密テクノロジー
社会インフラ
未来移動体
快適空間
地球開発
ライフサイクル
すべて
資源・エネルギー
新素材
ウェルネス
生活ソリューション
精密テクノロジー
社会インフラ
未来移動体
快適空間
地球開発
ライフサイクル
(2020年7月末時点)
資源・エネルギー
日揮ホールディングス株式会社
アジア・アフリカの未来を創る国境なき技術団
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資源・エネルギー
丸紅株式会社
規律ある経営で収益を積み重ね、いつか総合商社ナンバースリーに
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資源・エネルギー
三菱商事株式会社
変化に強い組織力で、進化し続ける
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新素材
東レ株式会社
先端材料No.1企業目指し邁進
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新素材
株式会社クラレ
真似できないアナログ化学会社
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新素材
旭化成株式会社
伝統企業の事業転換
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新素材
信越化学工業株式会社
戦略的なポジショニングに優れ、素材メーカー随一の収益性
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新素材
日東電工株式会社
柔軟変化し、グローバルニッチトップ戦略で持続成長
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ウェルネス
味の素株式会社
「食・健康・いのち」の“UMAMI”で世界の食品トップ10を狙う
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ウェルネス
株式会社資生堂
銀座も、アジアも、美しく
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ウェルネス
エーザイ株式会社
患者家族まで心を配る徹底したステークホルダー経営
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ウェルネス
シスメックス株式会社
起源は音響機器、今は血球計数分野で世界No.1、成長するグローバルニッチのリーダー
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生活ソリューション
株式会社カカクコム
インターネットユーザーに「便利」を届け続ける
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生活ソリューション
株式会セブン&アイ・ホールディングス
さらなる高みを目指す
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生活ソリューション
楽天株式会社
強烈な成長意欲で、アジアを代表するインターネット企業
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生活ソリューション
ヤマトホールディングス株式会社
母ネコが子ネコをやさしく運ぶように大切に
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精密テクノロジー
株式会社ディスコ
kiru、kezuru、migaku、世界を代表する精密加工装置メーカー
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精密テクノロジー
SMC株式会社
呼ばなくても来るサポート体制で、じりじりシェア拡大
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精密テクノロジー
株式会社堀場製作所
「おもしろおかしく」、時代に合わせて領域を拡大
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精密テクノロジー
東京エレクトロン株式会社
創業時のエネルギーが、脈々と続く「革新」を続ける会社
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社会インフラ
株式会社日立製作所
「インフラとITをつないで、世の中を便利にする」
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未来移動体
株式会社デンソー
自動車市場拡大の恩恵を受ける
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未来移動体
本田技研工業株式会社
夢と技術で、難局をチャンスに変える
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快適空間
リンナイ株式会社
「熱」を通じて「快適な暮らし」を提供
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快適空間
ダイキン工業株式会社
世界一、快適な空気をつくる
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快適空間
株式会社マキタ
環境、安全、安心に優れ、世界のプロに選ばれる
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地球開発
株式会社小松製作所
世界のインフラを作る日本のモノづくり力&IT力
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地球開発
株式会社クボタ
日本で培った競争力で、アジアの食糧問題に寄与
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ライフサイクル
ユニ・チャーム株式会社
世界企業と切磋琢磨し、空白地帯で成長
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ライフサイクル
株式会社ベネッセホールディングス
「よく生きる」を支援し、世界一の教育企業を目指す
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アジア・アフリカの未来を創る国境なき技術団
石油精製や石油化学・天然ガスの生産施設の設計・建設を手がける世界的なプラントエンジニアリング企業。顧客である資源国やオイルメジャーの信頼が高く、エネルギーインフラの重要な役割を担う存在。再生エネルギー関連や機能材製造事業(情報電子材料や化粧品材料などの製造)の強化を急ぎ、石油価格変動で影響を受ける海外オイル&ガス事業への依存度を下げることで、安定的かつ持続的な成長を目指す。
コモンズの視点
日揮HDは、エネルギーインフラの重要な役割を担う存在です。中長期的に、石油・天然ガス関連の施設だけでなく、再生エネルギー関連への展開が強化され広がることを期待しています。強みは、リスク管理能力が優れていることです。為替や地域、天候などのリスクを考慮した契約を顧客と結び、厳格な工程管理により工事を遂行できる体制を持っています。シニアアナリスト 上野 武昭
規律ある経営で収益を積み重ね、いつか総合商社ナンバースリーに
総合商社。相対的に資源比率が低いことが特徴の一つです。バリューチェーンを構築し、景気の影響を受けにくいトレーディングなど、安定した収益体制を確立しています。特に、食料(穀物)、電力(新興国での発電)などの事業領域に強みを持っています。
コモンズの視点
商社は時代の変化を先取りして、ビジネスの形を変えながら、企業価値を中長期的に極大化していける業種だと考えています。グローバル展開力、情報力、人財力がその裏付けとなります。丸紅は、発電所の運営、穀物や肥料などの食料・農業ビジネスなどに特徴があります。総合商社のなかでは規模的にトップクラスではないですが、財務内容の健全化を終え、前向きな成長投資に向かう段階に入っています。長期的な成長エリアとみられるアフリカへの取り組みに力を入れており、今後の進化を期待しています。シニアアナリスト 上野 武昭
変化に強い組織力で、進化し続ける
総合商社。企業理念の「三綱領」をベースに、長期持続的成長を意識した経営を志向しています。事業に投資するだけでなく、事業の中に入り、三菱商事の強みや機能を提供することで投資先の成長に貢献する「事業経営」を目指します。
コモンズの視点
資源事業、非資源事業を含めて優良な資産が多く、高いブランド力を発揮して、世界の情勢変化に対応しながら進化を続けています。天然ガスや原料炭(鉄鋼原料となる石炭)、アジアでの自動車販売など、いくつかの核となる事業があります。投資先への事業経営に踏み込むことで、中長期的に、小売りなど生活産業分野でも全体を支えるような成長事業が出てくることを期待しています。シニアアナリスト 上野 武昭
企業との対話
<9周年イベントレポート>企業との対話トークセッションコモンズ×コマツ×三菱商事
先端材料No.1企業目指し邁進
レーヨンの生産から始まり、多角化しながら発展。繊維での縫製品事業や炭素繊維複合材料は顧客との強いコネクションがあります。自前主義にはこだわらず、M&Aやアライアンスにも積極的。先端材料No.1企業目指し邁進しています。
コモンズの視点
さまざまな領域においてその分野では屈指とも言える高度な技術を有しており、その技術力を活かして社会課題の解決に挑もうとする姿勢には強いこだわりが感じられます。直近では、一滴の血液から様々なガンを早期に発見できる検査キットや、コンビニなどにおけるレジ自動化を実現するために必要な電子タグの実用化を目指しており、その進捗に注目しています。アナリスト 原嶋 亮介
企業との対話
<プレゼン抄訳>東レ株式会社「10年、20年視点の経営を目指す」
真似できないアナログ化学会社
高度な製造技術が求められ、他社が真似し難い製品を作っています。液晶の偏光板に用いられるポバールフィルム、自動車用ガソリンタンクに用いられるエバールなどでは、圧倒的なシェアを誇ります。
コモンズの視点
独自性のあるユニークな技術は参入障壁の高さにもつながっており、長期にわたって安定的な収益をあげることを可能としています。でんぷんを原料とする生分解性のガスバリアフィルムや、自動車の電動化によってニーズが高まる耐熱性樹脂材料など、今後の用途拡大が期待できる素材を有していることから、新たな「勝ちパターン」を確立していってもらいたいと考えています。アナリスト 原嶋 亮介
伝統企業の事業転換
化学繊維事業から医薬・エレクトロニクス事業へ事業構成の転換により、収益性の向上を目指しています。同社名誉フェローの吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞したように先進的な開発に取り組む文化を持っており、人工腎臓やリチウム二次電池用セパレーターなどは世界トップクラスです。
コモンズの視点
時代の潮流を読んで事業ポートフォリオを機動的に変化させつつ、付加価値が高い、すなわち高い収益性が期待できる事業領域にリソースを集中させる経営姿勢と、グループ全体に「全社最適」「未来最適」の考えが浸透している点を高く評価しています。今後は、積極的なM&Aを行なっているヘルスケア領域が成長の牽引役となることが期待されていますが、そこに至るまでの経営の舵取りをじっくりと見ていきたいと考えています。アナリスト 原嶋 亮介
企業との対話
<10周年イベントレポート>企業との対話パネルディスカッション「長期投資で経済リターンと社会リターンを結びつける」
戦略的なポジショニングに優れ、素材メーカー随一の収益性
収益に対しての執着心が強く、強いポジションを築いています。塩化ビニルなどの汎用品と、半導体シリコンウエハなどの先端テクノロジーの双方で高いシェアを獲得しています。
コモンズの視点
マーケットと顧客の動向に対する鋭い観察眼を持ち、決して事業機会・収益機会を見逃さないというアンテナの高さが垣間見えます。対外発表した業績目標数値は必達である、という「有言実行」の意識の高さも特筆すべき点で、投資家の立場からすると安心感につながります。現状でも非常に頑強な事業ポートフォリオですが、それに満足することなく新たな事業への挑戦も続けており、安定性と成長性が高い次元で両立しています。アナリスト 原嶋 亮介
柔軟変化し、グローバルニッチトップ戦略で持続成長
成長が期待される環境や医療向けなどに事業領域を柔軟に変化させながら、固有の技術をベースに、シートやフィルムに付加価値を加えた製品で成長しています。それぞれの地域ごとに品質や価格を調整し、シェアの獲得を目指しています。
コモンズの視点
顧客自身でさえ認識していないような課題を解決するソリューションを提案し、「驚きと感動」を提供しようという、徹底した顧客主義が特徴的です。今では日本企業に広く用いられる「グローバルニッチトップ」という経営戦略を初めて提唱(従って、この言葉の商標権も保有)した革新性も評価すべき点で、強靭な財務体質を活かして今後はどのようなチャレンジをしていくのか、目が離せません。アナリスト 原嶋 亮介
企業との対話
<プレゼン抄訳>日東電工株式会社「お客さまのニーズを汲んで大きく進化」
「食・健康・いのち」の“UMAMI”で世界の食品トップ10を狙う
日本の昆布だしから抽出した「うま味」を発見、世界の食文化に合わせた、調味料や加工・冷凍食品、飲料などを提供しています。2050年の世界人口90億人時代を見据え、東南アジア、中南米、アフリカで販売ネットワークを構築、ネスレ、ユニリーバ、ダノンを追いかけています。
コモンズの視点
味の素はいわゆる“ESG”の観点から、非財務に関わる事業活動にとても熱心であり、中期経営計画では非財務のいくつかの目標をKPIとして数値で掲げています。こうした取り組みは継続的な企業の成長を下支えする先進的な取り組みとして高く評価しています。「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」を目標に、重点事業への選択と集中で事業構造改革を断行し、持続的成長路線への回帰を目指します。また、それらを牽引する西井社長の強いリーダーシップに期待します。シニアアナリスト 末山 仁
銀座も、アジアも、美しく
巨大市場の中国、アジアで認められた美の感性、アジア人の肌を知り尽くした技術、おもてなしの心(接客力)で「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指します。
コモンズの視点
グローバルに展開するプレステージブランドが複数あるのが強みで、それぞれのブランドの個性を引き出すマーケティング、販売力が秀逸です。情報収集力と判断力、スピード感に優れたマネジメントへの信頼も厚く、企業価値とブランド価値を最大化するには何をすれば良いのかを知り尽くしている印象を受けています。Eコマースやデジタルマーケティングの活用、人工皮膚などの新技術による価値創造も期待しています。アナリスト 原嶋 亮介
企業との対話
<9周年イベントレポート>魚谷社長×渋澤トークセッション「ブランドを育てるということ」
患者家族まで心を配る徹底したステークホルダー経営
世界的に競争力のある創薬メーカーです。企業理念の定款への記載や、役員選任理由を明確にした200ページ近くにわたる株主総会招集通知の作成などガバナンスの基本観がとてもしっかりしています。
コモンズの視点
次世代アルツハイマー病治療薬開発の成功に期待しています。35年以上にわたる認知症領域での創薬活動の経験値蓄積や、業界屈指の豊富なパイプラインで業界をリードしています。また、アルツハイマーに関わるプラットフォームの構築に取り組んでおり、医療機関や大学、研究機関、介護施設、民間企業等を巻き込んで、認知症の予防、早期発見、早期治療、認知症患者のQOL(Quality of Life、生活の質)向上を目指しています。シニアアナリスト 末山 仁
企業との対話
<10周年イベントレポート>企業との対話パネルディスカッション「長期投資で経済リターンと社会リターンを結びつける」
起源は音響機器、今は血球計数分野で世界No.1、成長するグローバルニッチのリーダー
血液検査機器では、国内No.1、世界トップ10クラス、特に血球計数分野では世界No.1の実力を誇ります。更に、赤血球分析から免疫、DNAへ、大学、研究機関、病院を顧客に急発展し、サスティナブル企業として成長を続けています。
コモンズの視点
新興国では人口増加、先進国では少子高齢化で医療費が更に高騰することが想定されるので、シスメックスの技術で健康寿命延伸、医療費抑制への貢献が期待できます。また、新技術開発の面では、血液によるアルツハイマーやがんの検査を通して早期発見、早期治療が早い段階で実現することが期待されます。加えて、川崎重工との合弁で開発を手掛けている国産初の外科手術ロボットも注目ポイントです。シニアアナリスト 末山 仁
企業との対話
<10周年イベントレポート> -トークセッション- コモンズ30ファンドと共に歩んだ10年の足跡
インターネットユーザーに「便利」を届け続ける
日々の暮らしが豊かになるようなインターネットサービスを展開。購買支援サイトの「価格.com」、レストラン検索・予約サイト「食べログ」を主力に、不動産住宅情報サイト「スマイティ」、求人情報の一括検索サイト「求人ボックス」などを提供。提供するサービスは広がってきています。2019年12月で月間利用者数は、「価格.com」で約6000万人程度、「食べログ」で1億2000万人に近づいています。
コモンズの視点
カカクコムの創業は1997年。1990年代は、米アマゾン、Zホールディングス(旧ヤフー)、楽天なども創業、これらの会社とともにインターネットサービスの草分け的な存在です。カカクコムのミッションは、‘LIFEwith-生活者とともに-’。生活者視点、使いやすさをいつも考えながら、新しいインターネットサービスを生み出しています。カカクコムが提供するそのアイデアに、今後もワクワクさせられることでしょう。シニアアナリスト 上野 武昭
さらなる高みを目指す
コンビニエンスストアを核とした小売りグループ。変化への対応、基本の徹底という企業文化が浸透しており、コンビニのセブンイレブンでは、卓越したマーケティング戦略、北米など海外戦略でさらなる高みを目指しています。ぴったりくる表現として、「ダントツセブン」、「流通革命の中で、良いポジショニング」という感じです。
コモンズの視点
グローバルで成長が期待できる小売業として注目しています。米国などを中心とする海外コンビニ事業は高い成長余力があり、国内においても、優れた商品開発力、物流の強み、金融のノウハウ、環境問題への先進的な取り組みなど多くの強みを持っています。国内のいくつかの収益性の低い事業の体質強化も今後期待されます。シニアアナリスト 上野 武昭
企業との対話
GREEN CHALLENGE 2050 ~セブン&アイ・HDの『脱プラスチック』への取組~
強烈な成長意欲で、アジアを代表するインターネット企業
社内公用語の英語化、海外企業買収など、成長に向けた強い意欲が際立ちます。社員による店舗サポートが強みで、理念の共有、教育等の人的資産投資を積極的に行っています。グローバルでIT技術者を多数抱えていることも特徴です。
コモンズの視点
楽天のミッションは、「常識にとらわれず、アイデアを重んじ、イノベーションで世界を変える」というものです。多様性あふれる従業員を擁し、企業家精神を大切にする社風は、楽天とのミーティング時、いつもエキサイティングな気持ちさせます。Eコマースのパイオニアとして創業して以来、トラベルや通信などのインターネットサービス、クレジットカードや銀行、証券、保険、電子マネーといったフィンテックサービスなど70のサービスを提供。これらサービスの回遊性を高めた「楽天エコシステム(経済圏)」は、中長期的に、より強固になり、広がっていくものと期待しています。シニアアナリスト 上野 武昭
母ネコが子ネコをやさしく運ぶように大切に
「クロネコヤマトの宅急便」で親しまれる宅配便業界のトップ。大型物流拠点を構築、電子商取引業者からの需要、B2B(企業間)の物流需要の取り込みなど総合物流企業へと変貌していきます。
コモンズの視点
Eコマースの普及により宅配便のあるべき姿も変わってきます。今はその過渡期にあることからやや苦しんでいる印象もありますが、経営構造改革プラン「YAMATO NEXT100」で新たな物流のエコシステム構築を目指しています。日本を代表する物流事業者として、その社会インフラとしての価値は替えが効くものではなく、「ヤマトが変わらなければ、日本の物流は変わらない」という強い覚悟で改革を進めてもらいたい、と考えています。アナリスト 原嶋 亮介
kiru、kezuru、migaku、世界を代表する精密加工装置メーカー
半導体やLEDの製造に欠かせないグラインダーやダイサーなどを製造しています。「誰が正しいかではなく、何が正しいか」などディスコバリューで、自社の経営体制も磨き続けています。
コモンズの視点
ディスコは、携帯電話、PC、薄型TV、自動車等の中で多く使われている「半導体」「電子部品」などの材料となる素材を加工する工程で、「小さく切り分ける(ダイシング)」「薄く削る(グラインディング)」「鏡のように磨く(ポリッシング)」の3つの技術領域でグローバルに圧倒的な地位を占めています。また、他社が真似出来ない高度な技術力で高い収益性を誇ります。 “5G”の領域でも、製造装置及び消耗品の需要が大きく拡大することが期待されます。シニアアナリスト 末山 仁
呼ばなくても来るサポート体制で、じりじりシェア拡大
工場の自動化に不可欠な空気圧機器メーカーで、空気圧機器の世界シェアは30%台後半でトップ。強固な販売力を有し、自動車、電機、機械向けから、食品および医療・介護関連にも自動化の需要が広がる。
コモンズの視点
SMCの手がける空気圧機器は、自動化のキーデバイスとして市場の成長が見込める製品で、SMCは業界内で強いポジションにいます。世界的に製造業の自動化は進展していますが、非製造業では自動化が遅れ、今後の自動化の普及余地は大きいとみられます。SMCは、幅広い製品ラインアップ、強固な製造・販売サービスネットワーク、半導体や自動車大手を中心に顧客からの信頼が厚いこと、などを背景に空気圧機器市場を上回る成長をできる会社とみています。シニアアナリスト 上野 武昭
「おもしろおかしく」、時代に合わせて領域を拡大
創業者経営哲学「おもしろおかしく」を継承し、国際展開、自動車用から科学(研究)用、半導体用、現在の医療用まで、時代に応じて事業分野を拡大中です。ニッチ市場で高いシェアを誇り、事業分散と地域分散を組み合わせたマトリックス経営をしています。買収・提携も巧みです。
コモンズの視点
自動車計測機器、半導体製造関連機器が全社業績をけん引しますが、バランスの良い事業ポートフォリオが特徴です。国内シェア、グローバルシェアの高い製品を供給する確かな技術力を持っています。企業買収によりグローバルでビジネスを広げてきたことに加えて、中長期経営計画「MLMAP2023」にて “高い視点から目標を見定め、最速で実現する”をキャッチフレーズに更なるビジネス拡大を目指します。自動車排ガス規制強化や、自動車のハイブリッド・電気自動車・燃料電池車の進展や、自動運転技術の開発投資加速等が堀場製作所の業績を後押しすることが期待されます。シニアアナリスト 末山 仁
企業との対話
<10周年イベントレポート> -講演抄録- 株式会社堀場製作所 代表取締役会長兼グループCEO 堀場厚氏「惚れられることで組織の求心力を高める」
創業時のエネルギーが、脈々と続く「革新」を続ける会社
「医療や環境、新しい産業の未来を考えると半導体チップの将来は無限」との発想で、商社から出発、今や世界トップの半導体製造装置メーカーであるアプライドマテリアルズの背中まで迫っています。経営はクレドの心温まるメッセージでけん引。愚直で本質的な挑戦を続けています。
コモンズの視点
IoT、AI、5Gの普及で加速するデータ社会を支える半導体用途の拡がりと、飽くなき技術革新の追求により、半導体製造装置、ディスプレイ製造装置市場は中長期にわたる成長が期待される。将来の成長を見据えた研究開発投資、設備投資等、積極的な資金配分により競争力が向上し、加えて、強固な市場ポジションをフル活用することでオーガニックでの更なるシェアアップに期待します。シニアアナリスト 末山 仁
企業との対話
<10周年イベントレポート>企業との対話パネルディスカッション「長期投資で経済リターンと社会リターンを結びつける」
「インフラとITをつないで、世の中を便利にする」
2008年度の巨額赤字後、マネジメントの強力なリーダーシップで進められた構造改革で強靭な組織になり、収益体質も強化。「インフラとITをつないで、世の中を便利にする」をモットーに、グローバルでの展開を加速。重視する「ダイバーシティ」が、成長の大きな武器となります。
コモンズの視点
独自のIoTプラットフォーム「Lumada」を事業の中核に、“社会イノベーション事業なら日立だよね”を目指して、事業の選択と集中により「IT×OT(Operational Technology)×プロダクト」を磨き上げます。パワーグリッド(電力送配電)事業の買収により、強いインフラ事業を更に強化。2021中期経営計画では、営業利益率10%超が目標。コーポレートガバナンスでは、経営と執行の分離を徹底し、迅速で透明性の高い経営の実現を目指します。シニアアナリスト 末山 仁
自動車市場拡大の恩恵を受ける
1949年にトヨタ自動車から分離独立し「日本電装」として創業した自動車部品メーカー。自動車の電動化、自動運転、コネクテッド(インターネットを通じて様々なインフラやサービスとつながる)、などが追い風。ハードウエア技術だけでなく、ソフトウエアの技術力向上にも注力。
コモンズの視点
自動車産業は、新車販売市場だけでなく、中古車などのアフターマーケット、自動運転やライドシェアサービスなども含めると、成長余力の大きい産業です。デンソーは、環境へのやさしさや安心をモットーに、高い研究開発力とモノづくり力で、自動車産業の成長を支えています。CO2排出低減、高齢化ドライバー問題、過疎・過密・渋滞といった社会課題に対し解決策を示してくれる存在であることを期待します。シニアアナリスト 上野 武昭
企業との対話
<トークセッション>株式会社デンソー「アライアンスに必要なすり合わせの考え方」
夢と技術で、難局をチャンスに変える
お客さまに自動車のみならず、夢の詰まったモビリティー(移動体)を適正価格で提供します。歴史的に難局に強く、創業から脈々と流れるチャレンジ精神で、持続可能な成長を遂げています。
コモンズの視点
二輪車、四輪車の世界的なメーカーですが、小型ビジネスジェット機の分野(ホンダジェット)においてもブランド力が向上してきています。四輪車・二輪車メーカーによる空への挑戦です。夢のモビリティへの挑戦は今後も続くと期待しています。主力の四輪車事業は、電動化、自動化、コネクテッド化といった3つの流れのなかで、大きな変革期を迎えています。「自由闊達・チャレンジ・共創」という企業文化を発揮しながら、荒波を乗り切っていけるとみています。シニアアナリスト 上野 武昭
「熱」を通じて「快適な暮らし」を提供
給湯、暖房のトップメーカーです。製品デザインの刷新、製販一体の全員経営、経営の見える化などの経営革新の成果が現れています。創業期より海外展開を行っており、インドネシア、ブラジル、オーストラリアなどでも強いブランドを築いています。
コモンズの視点
派手さはなくとも、「一度使ったら二度と手放せない」といった顧客からの厚い信頼を得られるモノづくりをしています。SNSやEコマースの普及により、そうした口コミが拡散して購買行動につながる流れが大きくなってきたのは今後の成長を考える上での大きなポイントになります。また、海外市場においても時間をかけてブランドを現地に深く根付かせる活動を行なっており、特に新興国では経済成長に伴い果実が得られる時期が訪れるのを待っています。アナリスト 原嶋 亮介
企業との対話
リンナイとの対話<パネルディスカッション>助け合いから生まれるチームワークを大事にする会社
世界一、快適な空気をつくる
世界に誇る日本の省エネ技術、強い販売力、優れた商品力が競争力の源泉であり、アフターケアとメンテナンスを絡めた総合力も抜群です。
コモンズの視点
中期経営計画や年度計画の達成に向けた十河社長の意気込みには鬼気迫るものがあります。また、その達成に向けて強いリーダーシップで全社を牽引しています。主力の空調事業では空調市場のグローバルリーダーとして、独自の技術と幅広い製品ラインアップで世界の空調市場を牽引し続けています。地球温暖化抑制に向けては、冷媒を生産している唯一の空調メーカーである特徴を活かし「次世代冷媒」の開発を積極的に進めています。シニアアナリスト 末山 仁
企業との対話
【ダイキン工業×コモンズ投信】ディスカッション~ダイキンは環境のプラットフォーマーに
環境、安全、安心に優れ、世界のプロに選ばれる
リチウムイオン電池など、軽量・低振動で使用者の健康に配慮をした製品開発を行い、利用時間が長いプロ向けで高いシェアを獲得しています。ものづくりだけでなく、保守メンテナンス体制も充実しており、先進国では原則3日で対応可能な修理体制を構築しています。
コモンズの視点
電動工具は主に建設現場、住宅まわりの作業で使われます。木材、金属、コンクリートなどの穴あけ、切断、研磨、ねじ締めなどの作業では欠かせない道具です。マキタの電動工具は、世界的なブランドを確立していますが、パワーの持続力、軽くて振動が少なく疲れにくい、環境に優しい点などが信頼され、ファンはプロユーザー中心にいまだに増え続けています。ここ数年は、市場規模の大きい園芸工具市場に展開。電動工具で培った国内外の販売サービス網を生かして、電動工具と並ぶ主力製品になることが期待されます。シニアアナリスト 上野 武昭
世界のインフラを作る日本のモノづくり力&IT力
多角化の失敗から学ぶ姿勢、米キャタピラーに並ぶ競争力、それを支えるコマツウエイ(文化)、建設機械をインターネットに繋ぐ新しいビジネスモデルが強みです。
コモンズの視点
ものづくりにおいて日本が強みを持つ「すりあわせ技術」を伝承する一方、建設機械の稼働情報を遠隔で確認するためのシステム(コムトラックス)を開発するなど、建設機械のIT化にもいちはやく取り組んでいることを評価しています。世界の建設機械市場は、中国勢の台頭や通信技術の発達で、コマツの優位性が脅かされる懸念も出ています。しかし、コマツはスマートコンストラクション(自動運転がつくる建設現場)を提唱、早期実現を目指す動きは、常に一歩先を行こうとする姿勢として注目しています。シニアアナリスト 上野 武昭
日本で培った競争力で、アジアの食糧問題に寄与
稲作用の農業機械と住宅まわりの作業で使うトラクターなどに強みを持つ機械メーカー。米国の富裕層向け小型トラクター、国内やタイ、中国での稲作用農業機械が収益の基盤。欧米での畑作用大型農業機械の展開、農業機械の自動運転技術の開発、などが今後の成長の鍵を握る。
コモンズの視点
長期的に人口増加に伴う世界の食糧需要が増加するなか、農業機械メーカーであるクボタはなくてはならない存在です。これまで、クボタの農業機械は稲作用が中心で、展開エリアも国内、アジアが中心でしたが、将来に向けて、手薄だった畑作用の大型農業機械の自社開発およびM&Aを活発化させております。クボタのエンジン開発技術や小型トラクターで築いた米国での販売ネットワークが畑作用での展開を後押しすると期待します。シニアアナリスト 上野 武昭
世界企業と切磋琢磨し、空白地帯で成長
これまで培ってきたマーケティング力を生かし、新興国ではベビーケアやフェミニンケアで、先進国では大人用紙おむつなどのヘルスケアでの成長を目指しています。経営の仕組み化や、他社から学び継続的改善をおこなっていることは、強みの一つです。
コモンズの視点
赤ちゃんからお年寄りまで、人生に常に寄り添った事業を展開していることで、少子高齢化などの人口動態の変化に関わらず持続的な成長が可能となっています。海外展開においては、権限移譲を進めて現地のニーズに合致した商品開発を行っており、その中からヒット商品も生まれてきていますので、こうした事例が次々に出てくることで、世界中で「最も信頼されるブランド」になるという目標にも近づけるだろうと考えています。アナリスト 原嶋 亮介
企業との対話
<講演抄録> ユニ・チャーム株式会社代表取締役社長執行役員 高原豪久氏 「人間の生涯に寄り添う商品をつくりグローバルに展開する」
「よく生きる」を支援し、世界一の教育企業を目指す
日本の通信教育事業において、圧倒的なシェアを誇ります。国内教育事業で培った知恵を用い、海外展開(台湾、中国)と事業領域拡大(介護、語学)で、変化し続ける環境を乗り越えて成長を目指しています。
コモンズの視点
主力の「進研ゼミ」では、量(会員数増)から質(継続率の維持・向上)への転換により、効率的にコストを配分することで収益性の向上が期待できる。海外事業の競争力強化、安定成長が期待できる介護・保育事業、“ベルリッツ”の抜本的な事業立て直し、など既存事業の成長と再生に加えて、M&Aを活用した新たな事業の拡大など、ベネッセの“変革と成長”に向けた安達社長の経営手腕に期待しています。シニアアナリスト 末山 仁
企業との対話
<10周年イベントレポート> -対談- ベネッセホールディングス安達保氏 × コモンズ投信会長渋澤健
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