コモンズPOINT(コモンズポイント)-パラスポーツ応援プログラム-

コモンズPOINT(パラスポーツ応援プログラム)とは

ザ・2020ビジョンの受益者の皆さんと一緒に、パラスポーツのチャレンジャーを応援するコモンズ独自の寄付プログラムです。

ザ・2020ビジョンは、2020年を起点として日本が大きく変わる、その「変化」をファンドを通じて皆さんと共有していきたいとの想いから生まれました。
そしてこのファンドに紐づく寄付のしくみを通じて、私たち自身が真のダイバーシティを実践していきたいと考えてきました。そこでザ・2020ビジョンの運用から当社が受け取る信託報酬の1%程度を目処とする金額を、日本のパラスポーツのチャレンジャーなどに寄付する独自の応援プログラムとしてコモンズPOINT(コモンズポイント)を設けました。
2020年に東京でオリンピックとパラリンピックが開かれることが決まったタイミングでもあったため、障がい者のスポーツ活動に対する社会の理解が深まれば、社会のダイバーシティ(多様性)が育まれ、バリアフリーが進み、より多様な人々にとって暮らしやすい社会が生まれると考えたからです。それは同時に、世界でもっとも高齢化の進む都市が、高齢者にとっても住みよい都市となり、今後、世界の主要都市が高齢化する中で、日本が貢献できる分野も飛躍的に拡大していくことを示唆します。

※ファンドからの出資ではありませんので、ご了承ください。

コモンズPOINTで応援している団体

第9期・第10期・第11期 応援先

(一社)日本障がい者乗馬協会

https://jrad.jp/

馬を通じた障がい者への社会貢献を図る

障がい者の社会参加と相互理解を深める為、乗馬を通じて機能回復及び健康維持を図り、障がい者乗馬の普及を推進すると共に、パラ馬術の競技力強化と普及・定着を図る事を目的としている。


〈選定の理由〉
全社員による最終選考において、3つの最終候補団体に対してそれぞれほぼ同数の票となり、社員の中で議論を重ねた結果、お仲間(ファンド受益者)が事前にお寄せくださった推薦の数が、日本障がい者乗馬協会に対するものが多かったこと、1票差ではありましたが社員の推薦数も同様であったことなどから、第9期コモンズPOINT応援先を同協会に決定しました。「馬に触れて人の可能性が引き出されることは、支え合いと他者(馬)との共生の姿のひとつだと思う」というお仲間からの声にもあったように、多様性豊かな共生社会の実現に向けて、同連盟の活動を応援していくこととなりました。

第7期・第8期 応援先

(特)日本視覚障害者柔道連盟

http://judob.or.jp/

(一社)日本知的障害者水泳連盟

http://jsfpid.com/

〈選定の理由〉
コモンズPOINTを設定して以来応援し関係を築いてきた2団体を、2020年に続き2021年も継続応援。東京での本番に向けて、更には大会後も見据えて引き続き皆さまと共に応援したい。

日本知的障害者水泳連盟に対する第6期コモンズPOINT寄付金を使って製作された動画です。ぜひご覧ください

第5期・第6期 応援先

(一社)日本知的障害者水泳連盟

http://jsfpid.com/

水泳を通じて世界の舞台へ

知的障害者水泳は、知的障害のある人々にとって数少ないパラリンピックの正式種目。リオパラリンピックでは銅メダルを2個獲得。競技ルールから泳ぎ方等オリンピックの水泳競技と全く同じFINAルールで競われる。連盟は年3回の主催大会や強化合宿を通じ、競技の普及、競技力の向上、選手の発掘を図っている。回を重ねるごとに大会の参加者数は増えてきているが、まだまだ理解が進んでいるとは言えない状況。未来を担う若い世代の選手が『水泳を通じて世界の舞台へ』羽ばたけるよう、更なる選手・競技力の強化を進めていくとともに、知的障害者水泳を観戦できる機会を増やし、知的障害者水泳に対する理解をひろめていけるよう、交流の場なども設けていくことに挑戦している。


〈選定の理由〉
「知的障害の選手たちは、競技で好成績を残したり、残念な結果を出しても、インタビューではその気持ちを上手に伝えることができない。そのためスポンサーもつきづらい」などといった競技環境にあると聞く。わたしたちは真に多様性のある社会とは、目に見えない障がいや価値観までをも受容できるものではないかと考え、そうした社会への変化を願い、同連盟を応援先として選定。外部審査員からも同様の意見や、雇用などの問題において自立が最も難しい障害にある選手たちのサポートを、という助言の声も選定を後押し。2020年以降の社会の「変化」を体現していく当ファンドの寄付のしくみにおいて、社会の狭間におかれがちな選手たちを支援していきたいという想いから、同連盟の活動を多くの方々に知っていただき、共に応援していただけるよう努めていく。

第2期・第3期・第4期 応援先

(特)日本視覚障害者柔道連盟

http://judob.or.jp/

目が見えないからこそ磨かれる聴覚や触覚。
そして技のみならず精神も磨かれる美しい日本の柔道。柔道は人間教育です。日本柔道はいま、健常者と障害者が一つになり、ともに力を合わせて若者を育てることで、日本の明るい未来創造のためにまい進している。

〈選定の理由〉
リオのパラリンピックを目前に日本古来の柔道という種目でありながら、まだまだ一般的に注目されていない同連盟の活動にスポットライトをあて、真のダイバーシティーの活動につながるよう皆さまとともに応援したい。

応援先の選定について

  • STEP1

    最終候補団体を、(公財)日本財団パラスポーツサポートセンターのご推薦をもとに、事務局となる当社で選出。

  • STEP2

    ザ・2020ビジョンのお仲間(受益者)が、自分が推薦したい候補団体を最終候補団体の中から選び、その理由と共に事務局に提出。

  • STEP3

    お仲間からの声をふまえて、社員による議論によって、応援先1団体を決定。

応援期間

次回パリパラリンピック開催年までの期間(2024年12月まで)。

※毎期末、社内にて継続応援の承認をとる。 2025年以降は、冬と春の大会をふまえて応援期間を2年間と予定。
※応援先決定から1年後の「ザ・2020ビジョン」決算時の残高に基づき、寄付額を毎年決定し、都度授与。