季節の変わり目、時代の潮目の変わり目

おはようございます。渋澤健です。

夏が終わりつつあり、台風が連休中に突撃する。気持ちがシュンと沈むような感じがします。

今の世界情勢の感じも同じ。インフレ、金利の動向が読めなく、難しい市場環境になっています。政治的な対立は日本国内、国外の世界でも収束しそうもありません。気持ちが萎えます。ブロック経済の時代から、グローバリゼーションの時代となり、ふたたびブロック経済の時代へ戻るという見方も増えています。

ただ、見方とはまさに視点のこと。そういう意味では、昔のブロック経済の時代で東西が対立していたとき、実は地理的に「東」に属していた日本は民主主義と資本主義によって繁栄しました。一方、ベルリンの壁が崩れ去り、グローバリゼーションの時代になると、本来は力を発揮すべき時代に日本は「失われた時代」となりました。

ということは、、、仮にこれから再びブロック経済の時代になると、非西洋国家である日本は、民主主義と資本主義を諦めることがなければ、案外よい国家戦略的なポジションになる可能性もあるかも。と、最近、ふと思い始めました。

もちろん、当時の世界や日本の状況と現在は異なり、色んな課題が積み上がっているので簡単ではありません。ただ、トゲトゲに囲まれながらも、その中には実もある。

季節の変わり目であるからこそ、時代の潮目の変わりも意識したいですね。

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