西アフリカ渡航記

こんにちは。渋澤健です。

西アフリカ(コートジボワール)渡航から帰国しました。

経済同友会で15年以上アフリカ関係の委員会に務めていますが(コモンズ投信が生まれる同じぐらいのタイミングからですね)、アフリカ開発銀行が本部を置くアビジャンで開催されたAfrica Investor Forumに招かれました。同プロジェクトチームの副委員長として、経済同友会とアフリカ開発銀行の総合的な協力関係を示すLetter of Intentのサイニングセレモニーという式典に初めて体験することができました。

アビジャンは遠いです。パリまでおよそ14時間(ロシア上空の飛行できなく東回り)、乗り継ぎになんと20時間!(コロナ禍から明けても便数がまだ少ない関係で)、更に地中海・サハラ砂漠の上空を6時間で、やっと到着します。

現地滞在の2日間は時差ボケでほとんど寝ることができない中、色々な会議やミーティングが詰まっていてしんどかったですが、出会いや展開が多い実りある出張でした。また、フランス圏なのか、食べ物もかなり美味しかったです。

アビジャン市内の道路も整備されています。車は、トヨタ、スズキ、フランス車が目立ちました。

一方、入国審査、帰りの空港のチェックイン等はぐちゃぐちゃ。ものすごく時間がかかり、やはり途上国感が満載でした。地域的にはハブになれるのに、これはもったいないと思いました。

帰りのパリ便には空席が無く、やむを得ずヘルシンキ空港へ。初めてバルチック海を越えて北欧へ。

ただ、パリ空港から直接日本へ帰国するより、ヘルシンキ経由の方が早く東京へ到着します。乗り継ぎが2時間程度なので。ここの乗り継ぎは、かなりスムーズで、日本の某航空会社に搭乗すると「渋澤さま、いつもご利用ありがとうございます」とフライトアテンダントから声がけをいただき、ホッとして心のガードを下ろすことができます。

北欧からも北回りではなく、隣国のロシア上空を避けて、ヨーロッパを南→東回りのルートでした。(映画二本を観てから、ほぼ爆睡(やっと)しました。中国は北京の真上を飛ばせてくれて、飛行機が右方(南方)ターンして全体を展望することができました。その後、色々な規制があるんでしょうね。くねくねと飛行しながら、黄海、朝鮮半島の上空から、やっと日本へ。ああ、やっぱり良い国だ。

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