おはようございます。渋澤健です。またの台風の影響で悪天候の地域が多かったと思いますが、いかがお過ごしでしたでしょうか。
私は、台風の合間を縫って沖縄へ。国連総会がNY本部で開催されているタイミングに合わせて、有志が企画したHAPPY EARTH FESTA 2022 Global Goals Weekというイベントに登壇する機会をいただきました。
私が登壇したセッションは、返還された基地の跡地に建てられたイオン沖縄ライカムという巨大なモールで開催されましたが、7月に長男と一緒にダイビングのギアを探すためにググって訪れた同じ場所という偶然のご縁もあり、うれしかったです。
いただいたお題は、Z世代などなど若者達が主導するこれからのサステナブル社会でしたが、通常のPPTを用いる講演では聴講者が「にーぶいかーぶい」になってしまうと思ったので、通常の講演よりも軽いタッチで、司会していただいたゆっきーさんと宮城杏里さんのお二人との楽しい掛け合いながら持論の「と」の力や時代のリズム感などを紹介しました。
本土の地域社会と異なり、沖縄では若い世代が離れないという傾向があり、人口が増えています。
お世話していただいたアラフォーの主催者によると、ご本人の高校同級生のほぼ全員が沖縄に留まっているようです。
ただ南の楽園というイメージがある沖縄ですが、子どもの相対的貧困率は30%弱と言われていて、全国平均の2.2倍にのぼり、母子世帯の割合は全国で最も高く、1人当たり県民所得は全国最下位という悩みも抱えています。
本土と比べると琉球文化が異なる側面もあるので何がHappyな状態とは一概には言えませんが、「枠」(島)の外からの視点を呼び込むことで、内を刺激して化学反応を起こす。内「か」外ではなく、内「と」外というメッセージを若者たちへ送りました。ちょっとでも刺さったようであれば良いなと期待しています。