ASVレポートの制作にあたって注力したこと|味の素株式会社との対話

 

<目次>「味の素」ASVレポートを読み解く
1:【キーノートスピーチ】2022年度版ASVレポートの読みどころ
2:【キーノートスピーチ】ASVレポートの制作にあたって注力したこと
3:【対談前半】経営のスピードアップとエンゲージメントの向上を目指す
4:【対談後半】ROIC経営と志の浸透

 

<ASVレポートについて>
味の素株式会社レポーティンググループ長 伊沢千春氏
「ASVレポートの制作にあたって注力したこと」

2022年度のASVレポートについては、4月1日に社長が前任者の西井から藤江に代わりましたので、まず株主の皆様が、新社長はどういう人物なのかどういう考えのもとに味の素グループを引っ張っていくのかに興味があると思ったので、藤井のメッセージがしっかり伝わるように、時間をかけて議論を尽くし、「社長メッセージ」として掲載いたしました。
ASVレポートを作成するにあたっては、編集会議を行うのですが、そこには社長や主な役員も加わり、議論をしながら編集方針を決めていきます。
そのうえで今回重視したのは、非財務の強みです。無形資産である「組織資産」、「人財資産」、「技術資産」、「顧客資産」が、味の素グループという企業全体の強みにどうつながっているのかを、ストーリーで理解していただけるように工夫しました。
そして、弊社が人財資産をどう考えているのかも伝わるような工夫をしました。どういう人財が味の素グループの企業価値を創造しているのか、そのためにどうやって人財を育成していこうとしているのか、それら人財の力が企業のパフォーマンスにどうつながっているのかを読み解けるようにしています。
これらが今回のASVレポートを制作するにあたって、力を注いだところです。弊社のサイトからも読めるようになっているので、是非ともお目通しいただけたら幸いです。

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