それぞれのきっかけ

こんにちは。
コモンズ投信森田です。

先日、コモンズのワイガヤ(わいわいがやがやおしゃべりする時間)に、第14回コモンズSEEDCap応援先の濱野将行さんをお招きしました。

(りんごを持っているのが濱野さん)

濱野さんは、大学卒業後、老人保健施設で勤務しながら「学生と地域高齢者のつながる場作り」を仕事と両立する中で、地域の高齢者の孤立という現実に直面。根本的な解決に届く地域の仕組みを作るため、2017年5月「一般社団法人えんがお」を設立し、作業療法士の視点を活かしながら、高齢者と若者をつなげるまちづくりに取り組んでいらっしゃいます。現在、栃木県大田原市を拠点に、徒歩2分圏内の気軽に行き来できる場所に7軒の空き家を活用し、地域食堂やシェアハウス、障がい者グループホームなどを運営し、「ごちゃまぜ」の力で、あらゆる社会課題の予防と解消を目指されています。

■えんがおHP:https://www.engawa-smile.org/


まず、濱野さんが代表を務める一般社団法人えんがおでの取組みをお話いただき、その後コモンズメンバーとわいわいがやがや意見交換をさせていただきました!

突然ですが、みなさんは社会起業家と聞くと「遠い存在に感じてしまう」ことはありませんか?

心のどこかでは何かをしたいと思う気持ちもあるけれど、自分は普通の人だから、社会を変えようとしている人たちのような行動はできない。コモンズの社会起業家フォーラムみたいなイベントも、興味は持つけど、なんとなく行かない。

・・・何を隠そう、私もその1人でした。笑
4月にコモンズのメンバーになるまでは、会社のボランティア活動(地域清掃)に行くのが精一杯^^;

今回のミーティングではその温度差についても話題になり、濱野さんの率直な考えをお聞きすることができました。
濱野さんは、私たちの抱く温度差について、自分を犠牲に活動を続ける社会起業家のイメージが、一歩引かれた存在になってしまう原因とお話くださいました。

濱野さんの活動のモチベーションは、その1日を充実させてビールをおいしく飲むこと!なんだそうです。
つまり、1番に自分のために仕事をすることで、苦しいだけの活動にはしないということです。

濱野さんが最も喜びと感じるのが「目の前の人が笑顔になったとき」。

だからこそ、そのためにできることを精一杯、かつ切実な課題には誠実に向き合うけれど、
まず自分が笑顔になれるかどうか、次に会社のスタッフ、次に顧客と考えることで、苦しいだけの活動ではなく、結果的に全員が楽しめる、喜んでもらえる活動になっているそうです。
また、寄付や助成金に頼らないビジネス化を徹底することで、持続的な活動にしていくことも、全員の笑顔のために大切にされていました。

社会課題の解決に関わりたいと思うタイミングは、濱野さんのように職場での経験がきっかけになっていたり、家族の介護を目の当たりにしたときだったり、みなさんそれぞれだと思います。

それぞれのタイミングで、社会起業家の燃えるような想いに心動かされることもあるし、じんわりと伝わってくる想いが心地いいこともあると思います。

いつかみなさまのその時に、そういえばコモンズがこんなこと言ってたな~と思い出していただき、ポジティブな行動に繋げていただければ幸いです。


第15回社会起業家フォーラムは、10/22(日)に開催予定です!

この機会に、ぜひ新しい世界を見つけてみませんか?

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