地域における金融教育

こんにちは、コモンズ投信森田です。

最近「金融経済教育」という言葉をよく聞くようになりましたね。
2022年4月から高校の授業で必修化したことや、NISAによる投資への関心の高まりからでしょうか。
コモンズ投信も各方面で講師を務めております。

運用会社がそういった役割を担うことはもちろんですが、最近は、地域の信頼できる金融機関にまずは相談するという、先生や地域の方も増えており、ファンドの販売提携先でも相談が増えているという声を耳にします。

そのような中で、今回は私の出向元でもある、しずおかFGと連携し開催した金融教育の様子を、一部ご紹介したいと思います。
1月は、静岡県焼津市・御殿場市の2つの学校で開催してきました。

授業は以下の2本柱で進めます。

1.資産づくりの基礎知識を学ぶ
2.エクイティストーリーづくり

まず、なぜ投資が必要なのかということや、長期での資産形成に必要なポイントを学びます。
その後、投資したい企業を1つ選び、その企業の成長ストーリーを探るグループワークを行いました。
企業が発行している統合レポート(財務と非財務情報をまとめたもの)やホームページを参考に、「10年先も成長し続ける要素はあるか?」「社会にどう役に立っているのか?」「自分が就職するとしたらどうか?」といった視点で、企業の価値を見出します。
少し難しいかな・・・と心配しましたが、とても盛り上がり、あっという間にタイムオーバー。
共有タイムでは、学生視点も交えた、自分たちなりのエクイティストーリーを堂々と語ることができました。

今回授業をした学校では既に仮想の株式ゲームを取り入れているとのこと。
タブレットでチャートを見たり、注目銘柄の話をしている生徒さんもおり、中学生も「投資」する時代なのか、と大人たちは驚きが隠せませんでした。
また、SDGsや未来のための貢献度が大きいという投資理由を持つ生徒さんも多くおり、時代の進化を感じました。

授業の最後には、コモンズから大切なこととして、
「どんなお金の使い方をしたときに、自分が心地よいのかを見つめる」
「お金は目的を達成するための手段に過ぎない」

この2点をお伝えしました。
この経験をきっかけに、お金に対する自分なりの価値観を育み、自分の人生を豊かにできる大人に成長していってくれたら、と思います。

引き続きコモンズ投信は、販売提携先と同じ価値観を共有することで、より深く、投資について考えていただく場を提供していきたいと思います。

 

note:販売会社との連携(しずおかFG)
https://note.com/commons_toshin/n/n155c6a54787f?sub_rt=share_pw 


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