初めての投資でコモンズ30ファンドを選んでもいいですか?

こんにちは、コモンズ投信 福本です。
昨年末に33,000円台だった日経平均はわずか2カ月で40,000円台まで上昇し、1989年末につけた過去最高値を更新、マーケットも活況です。新NISAがスタートしたこともあり、投資を始めたい、始めた、という声をたくさんいただくようになりました。

時代はさかのぼって2000年初頭。
私が社会人なりたての頃、隣に座っていた先輩のススメ(ほぼ強引)で日本株の投資信託の積立をスタートしました。日経平均株価はITバブルが崩壊して下落基調、1万円台でした。
自分の意志ではなかったことや、少ない手取りから毎月1万円を拠出するのが大変で正直いやでいやで仕方がありませんでした。
何が嫌だったのか・・・大して中身も調べず購入していたので、納得もなく期待もしていなかったからだ、と今ならその理由をはっきり説明することができます。

その投資信託、10年ほど続けてようやくいろいろなことが分かってきた時点で自分の意志で積立をストップしました。

投資を始める際のセオリーとして、わかりやすいインデックスファンドから、というのが定説になっているようですが、本当でしょうか?
ある著名なインデックス投資家のブロガーさんが、インデックスファンドの手数料や買付方法、新NISAでの買付枠の拡大など、様々な環境が整ってきた今、これから重要なのは「自分の投資を続けられるかだ」と書かれていました。

おっしゃる通りなのですが、まさにこれから、「続けられるか」という時、昔の自分を思い出しました。自分が何に投資しているのか、どういう期待をもってその商品を選んだのか、下がった時に、その理由を自分が理解し納得できるのか。
インデックスファンドはコストが安く、代表的な指数に連動するからわかりやすい、それはその通りです。ただ、わかりやすいのはニュースなどで紹介される指数に連動しているという点のみです。
つまりインデックスファンドこそ、マーケットを理解できる知識や経験がある人に向いているのではないか―最近は強くそう思っています。

初めての投資でコモンズ30ファンドを選んでいいですか?と聞かれることも多くなりました。想定する運用年数、取れるリスクなどをお伺いしたうえで、いつもお伝えすることは「コモンズのファンドは、どこに投資しているか、また、ファンドがなぜ上がったのか、なぜ下がったのかの理由を丁寧にお伝えするようにしています。」ということ。
むしろ、初めての投資にこそ向いているファンドだと自負しています。

ちなみに、先の日本株の投資信託。積立をストップした後も、記念にとずっと持ち続けています。「自分が理解し納得できるものを持とう」ということをいつも、私の胸に刻み続けてくれている、今では愛着のある商品になりました。


コモンズ30ファンドのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund30/risk-cost/
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