新NISA活用の「正解」

皆さん、こんにちは、
コモンズ投信福本です。

年末年始、今年から新しいNISAがスタートするということで私自身のNISAについて見直しを行いました。
これまでは、一般NISAの枠で投信やETFの積立を行っていたのですが、新しいNISAではつみたて投資枠と成長投資枠に分かれるため改めて設定をし直したのですが、こういう仕事をしていても、この商品でいいかな?こういうやり方でいいかな?と思うもの。
つい、「正解」を求めてしまいます。

年末コモンズで開催していた個別相談会や、コールセンターへの相談のお電話でも、「自分の考えや方法はあっているのだろうか?これでいいのだろうか?」という不安や疑問を解消されたくて相談会に申し込まれた方が大半でした。

伺ってみると、制度の概要などもほぼ理解されており、かつご自身なりの考えもしっかり持たれているんですね。ですから、そのお考えと方法でよいと思いますよ、とお伝えすると「安心しました」とおっしゃる方がとても多かったのがとても印象的でした。

世の中には「新NISAで買う商品はこれで決まり!」といった表現や「これが正解」と謳うものがあまりにも多いように思います。

また、「(課税口座や昨年までのNISAで保有していたものを)年内に一度売却した方が良いのでしょうか」といった相談も多いのですが、「2024年からの制度は恒久化されているので、制度は逃げていかないし、これまで保有しているものを急ぎ売却する必要もない」とお話しすると、皆さま一様に「焦る必要はないんですね、ほっとしました」とおっしゃいます。
これは、新しいNISA制度について、「使わないのは損」「急いだほうが良い」と刷り込みが先行してしまっていることの証左なのだと、伝える側としても反省をした次第です。

さて、改めて、今年から、新しいNISA制度がスタートしています。具体的な内容などは、ウェブサイトや動画でご確認ください。

そのうえでお伝えしたいことがあります。
1.NISA制度があるなしに関わらず、資産づくりの重要性は変わりません。
2.資産づくりの王道は、よい商品に長期で積立する、です。
この原則にのっとったうえで、NISA口座を活用するかしないか、だけの話だと思います。

資産づくりのスタートをスポーツにたとえてみましょう。新しく始める時、ルールを完璧に覚え、戦術やテクニックをマスターしてからでないとスタートできない、ということはないですよね。まずは始めてみて、そこからルールを知り、実践の中で戦術やテクニックも身に着けていくと思います。
これと資産づくりは変わりませんし、それで言えばNISAというのはボーナス特典のようなものなのです。
要するに、制度をどう上手に活用するかを考えて悩むより、資産づくりを始めてみて、その中で自分に合ったNISAの活用方法を探っていけばよいのです。

次に、資産づくりの王道は「よい商品に長期で積立する」と書きましたが、よい商品とはなんでしょう?それは乱暴な言い方になってしまいますが、究極的には自分に合っているかどうか、だと思います。それはやってみなければわかりません。だからこそ、まずは少額で始めてみるのがいいのです。私自身、今回自分のNISAの見直しにあたって商品もこのままでよいか?と考えてみたのですが、、、結局一周回ってこれまで積立をしてきたファンドを少し、増額しました。

コモンズでは、資産づくりを始めたい方のためのお手伝いをこれまでと変わらず行っております。
コールセンターでもいつでもご相談承っております。ぜひお気軽にご連絡ください。


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