皆さま、こんにちは。
コモンズ投信 伊井です。
皆さまのお陰をもちまして、今週20日月曜日、コモンズ30ファンドは16年目の決算を終え、17年目をスタートしました。
第16期は、当ファンドは辛抱の一年となりました。
当期の運用成績は▲1.00%となり、TOPIX(東証株価指数)配当込の+11.35%に劣後する結果となりました。
スタートした今17期はしっかり挽回したいと思っています。
設定来の騰落率では、当ファンドが+424.15%、TOPIX配当込が+372.31%と大きな超過収益は維持していますので、長い時間軸でお付き合いいただければと思います。
当期は、任天堂、KADOKAWA、味の素、セブン&アイHD、日立製作所、コマツ、ディスコ、丸紅、堀場製作所、三菱商事、日東電工、デンソー、東京エレクトロン、ホンダ、信越化学工業、SMCの16社が上場来高値を更新しており、組入銘柄も私たちの投資の観点に沿った業績を維持しています。
一方で、ベネッセHDがMBO(マネジメントバイアウト)で非上場化、セブン&アイHDがカナダの大手コンビニエンスストアから買収提案、KADOKAWAがソニーGと資本業務提携、ホンダと日産が経営統合の検討と、大きなコーポレートイベントが重なりました。
まさに日本の資本市場がダイナミズムを発揮し始めたことを実感しています。
さて、私たちは株価を追いかける投資ではなく、企業価値への投資を実践しています。
株価の変動を追いかけるのはエキサイティングではありますが、再現性が低い投資手法とも言われます。
つまり、短期的にいい結果が出せても長続きは難しいということです。
一方で、企業価値への投資は、強固なビジネスモデルへの投資とも言えます。
再現性も高く、為替や金利、政治や地政学的リスクをも乗り越えていくはずです。
こうした企業へ投資が出来ていれば、安心して長期保有を続けられます。
これらの企業の特色として、参入障壁を構築することで競争力が高く、結果として利益率も高い。
だから株価も長期的に上がっていくわけです。
株価は最終的に業績に連動しますから。
では、この強いビジネスモデルを高め、維持する方法は何か。
それは、人材です。
良い経営層、幹部、若手社員が競争力の源泉のはずです。
では、良い人材が力を発揮するには何が必要でしょうか。
やはり企業文化でしょう。
コモンズ30ファンドは、「収益力」、「競争力」、「経営力」、「対話力」、「企業文化」の5つの軸で投資判断を行っています。
トランプ大統領をトップに米国は、新しい国際経済秩序の構築にチャレンジしはじめたと考えています。
こうした外部環境の変化を乗り越えていく強くて良い企業への投資を地道に丁寧に続けて参ります。
スタートした第17期でのコモンズ30ファンドの巻き返しにご期待ください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
毎月月次動画で丁寧な説明をしています、ぜひご覧ください!
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コモンズ30ファンドのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund30/risk-cost/
ザ・2020ビジョンのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund2020/risk-cost/
まあるい未来共創ファンドcotocotoのリスク・費用(目論見書該当ページ参照)
https://www.commons30.jp/pdf/cotocoto/20240926_cotocoto_prospectus.pdf
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※投資信託は、値動きのある有価証券等に投資するため、その基準価額は変動します。
したがって、お客さま(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割込むことがあります。
委託会社の運用により生じるこうした基準価額の変動による損益は、すべてお客さま(受益者)に帰属します。なお、投資信託は預貯金と異なります。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。
※上記セミナーにおいて、コモンズ投信が設定、運用、販売を行う投資信託の勧誘を行うことがあります。