【体験レポ】十人十色の個性がぶつかるパラ卓球大会

卓球って、どんなイメージでしょう?
私のなかでは、温泉旅館でお風呂上りに楽しむイメージでしたが、最近は、卓球Barなるものも登場し、世代を問わず気軽に楽しめるスポーツではないかなと。
競技レベルでは、高度な技術と戦略が求められる、とてもスピーディでエキサイティングなスポーツというイメージです。

さて、2月2日に「渋谷区長杯第4回パラ卓球大会」が開催されました。
予選と決勝戦の間には、パラ卓球とデフ卓球(聴覚障害)選手のスペシャルイベントが設けられていました。これは、聴覚がない状態で試合をするとどうなるのかを体験するという試みです。
卓球のボールは目で見える訳ですから、そんなに難しくないのかな?と思っていましたが、実は選手たちは、音でサーブ回転などを判断するそうです。ボールだけを見ていると体の反応が遅くなるのだそうです。「音が聞こえないようにヘッドフォンをした状態では俊敏に動けない」と体験をした選手が語っており、とても勉強なりました。

そして、知的障がい者卓球の決勝戦は、リアルタイムの解説付きで行われました♪
竹守彪(たけもり たかし)選手VS島根大貴(しまね だいき)選手。
2人は同じチームメイトで、いいスマッシュが決まると、お互いがそのことを喜んでいるように見え、真剣な勝負の中にもお互い称えあっている雰囲気が素敵でした。

\お知らせ/日本知的障がい者卓球連盟は、2025年2月27日までクラウドファンディングを行っています!よろしくお願いします!

最後に、こちらも今回初めて知ったことになりますが、渋谷区ではパラスポーツの普及に力を入れているそうです。
以下は、渋谷区の未来像の抜粋。実行力がある魅力的な区ですね!

この記事を書いた人:萩原由美子(顧客業務部)

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