【価格の変動に惑わされない】

皆さん、こんにちは。
コモンズ投信 伊井です。

2024年7月、日経平均株価は7月11日に42,426円の高値を更新、そこから下落基調となり、今週は下げ足を速める展開でした。
本日(7月26日)の安値37,611円までの下落率は約11%
直近開催したセミナーでも、「株は、大丈夫でしょうか」という質問も頂くようになりました。
果たして、日本経済や世界経済が変調をきたしているでしょうか。

先日、国際通貨基金=IMFが発表した世界経済見通しでも、「サービス価格の上昇がインフレ鎮静化の進展を妨げ、金融政策の正常化を複雑にしている。その結果、インフレの上振れリスク、金利がより高い水準にさらに長くとどまる可能性が高まった」とリスクを指摘しつつも、引き続き世界経済はソフトランディング(軟着陸)に向かう状況と分析しています。
つまりメインシナリオに変化はありません。また、個別企業でもコモンズ30ファンド投資先企業の日立製作所は業績も最高益で株価も上場来高値を更新していましたが、昨日は一日で「株価」が約10%近く下落しました。
私たちは日立製作所に長く投資を続けていますが、業績面などとても良い状況です。少なくとも一日で日立製作所の「価値」が10%も棄損したとは考えていません。

世界には、短期的な運用を行う投資家も少なくありません。
彼らは、「日銀が利上げをしそうだ。それなら円高になるだろう、円高になるなら日本株は短期的には売りだ」と考える人もいるでしょう。
コモンズ投信は、長期的な視点で企業の「価値」に注目して運用を続けていますので、最近の「価格」の下落は、価値が変わらないとすれば買い場と考えて行動しています。
もちろん、米国大統領選挙の影響や日銀の金融政策も調査しています。
その中で、個別企業の長期的な価値創造に着目して丁寧に調査・分析していますので、どうぞご安心ください。
また、こうした市場の変化を乗り越える有効な手段は「つみたて投資」です。
価格の変動に惑わされず、引き続き、長期的な資産形成を一緒に歩んでまいりましょう。

<ぜひこちらもご覧ください>
■7月22日(月)開催コモンズ投信運用報告会アーカイブ動画
米国大統領選挙をどう読み解くのか、など、マーケットの動向についても運用責任者の伊井がお話ししています。また、投資先企業紹介では「日立製作所」「東洋合成」、また、Q&Aにお答えする形で「エムスリー」などについてもご説明しています。
動画はこちら
https://www.youtube.com/live/M0TM9FWxFM8?si=K2VBIrqP5RdUvZC8

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コモンズ30ファンドのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund30/risk-cost/
ザ・2020ビジョンのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund2020/risk-cost/
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※投資信託は、値動きのある有価証券等に投資するため、その基準価額は変動します。
したがって、お客さま(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割込むことがあります。
委託会社の運用により生じるこうした基準価額の変動による損益は、すべてお客さま(受益者)に帰属します。なお、投資信託は預貯金と異なります。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。

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