こどもトラストセミナーコマツ粟津工場とこまつの杜に行こう!

2024年3月28日、コモンズ30ファンド投資先企業コマツと石川県にある粟津工場、こまつの杜見学を実施しました!
1月に能登半島地震が発生し、地域の皆さんは大変な思いをされたかと思います。
そうした中で開催できましたこと、改めてコマツの皆さまとご参加の皆さまに御礼申し上げます。

「君たちは、こども投資家です。ぜひ、今日1日を通してコマツの応援したい点を見つけましょう!」
そう子どもたちに伝えた上で、コマツという会社について、粟津工場について学ぶところからスタートしました。

粟津工場は建設機械の生産以外に開発も行っています。
生産しているのは4種類の建設機械、具体的には中小型のブルドーザー・油圧ショベル・ホイールローダー・モーターグレーダーです。

「さて、この工場で働く人は何人いると思いますか?」と質問が出ると「1万人!」「100人!」と子どもたちから声が上がります。
答えは2,800人。そのうち、この日見学する組立工場では400名が働かれているそうです。生産されている4つの機械の用途や役割、生産工程を学んだあと、いよいよ工場の組立工程への見学です!

組立工場の中でまず目に飛び込んできたのは、横断歩道をカラフルに塗ったようなカラーブロック。その上を生産する機械が進んでいきます。1台の機械の組立を37工程(人)に分け、まず、土台となるフレームから、エンジン、エンジンフード、運転席、、、と取り付けられていきます。
力が必要な組立作業がメインですが、小型部品の取付やそれが正確に出来ているかのチェックといった細やかな作業も同時並行で進んでいきました。

また、作業者がなるべく効率よく、行動に負荷がかからないようにするための「改善」の工夫も随所に行われているそうで、「からくり改善」の取組についても具体的に体験させていただきました。

 

道の駅での休憩を挟み、午後はこまつの杜に移動です。

能登牛コロッケ美味でした!
山の味?!のソフトクリーム♪

こまつの杜はコマツ創立90周年を記念し2011年に誕生した施設で、日本ではここにしかない超大型ダンプトラック「930E」や超大型油圧ショベル「PC4000」などが展示されています。
930Eは南米チリ「ロス・ペランブレス銅鉱山」で実際に稼働していたものです。実際に目の前にするとその迫力に圧倒されます。高さは2階建ての建物より高い7.3m。荷台に鉱物や土砂を積んで運びます。

特徴は自動運転による無人走行。危険が多い鉱山でも、運転手なしで24時間安全に運行できます。運行が管理されているので、効率よく動くことができ、結果燃料やタイヤの消耗を防ぐので二酸化炭素の低減にもつながっています。

その他にも「わくわくコマツ未来館」の中で油圧ショベル「PC4000」のシミュレーターゲームを体験するなど、大満足の見学会となりました。

見学後、こども投資家たちは社長さんに手紙を書きました。
「ダンプカーとゆあつショベルにのって、たのしかったです。はじめてのりました。あきらめずにダンプカーなどをつくっていてすてきだと思いました。これからもがんばってください。」

親御さんからは「働く車や工作が大好きなので、大変楽しく参加させていただきました。特に組み立て工場見学途中に解説してもらった改善の紹介が面白かったらしく、家に帰ったら自分も何か改善したい!と話しています。」
といったお声や
「子どもに、いろいろな仕事があることや、企業の取り組み、ものの仕組みなどを伝え考えてもらういい機会でした。また、投資の仕組みや自分のお金を活かす選択肢についても会話することができたこともよかったです。」との感想もいただいています。

コマツの強さの秘密、そして投資は企業を応援すること、ということを体感いただけたのではないかと思っています。

 

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

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