おはようござます。渋澤健です。

今年は桜開花宣言が早いですが、色々な制限がある花見シーズンになりそうですね。そんなモヤモヤ感の中、先日、パッと気持ちが晴れることがありました。

コモンズ投信では毎月、社内の「ワイガヤ」を設けています。社内会議というより、ただワイワイガヤガヤとおしゃべりしながら情報や想いを共有することを目的としています。毎回テーマが変わりますが、ESG、SDGsやソーシャル・アクションなどの傾向があり、時々、外部ゲストをお招きします。

先週に開催されたワイガヤでは東京学芸大学附属国際中等教育学校の現役女子高校生の5名をお招きしました。藤木正史先生のご指導により、長年「社会貢献授業」を開催されていますが、本当に優秀な子たちで、きちんと自分の考えを整理して発言できる子ばかりで驚きました。これからの活躍・発展が楽しみです!(私の還暦の誕生日の一日前だったので、コモンズのメンバーが用意してくれたサプライズ・バースデーケーキで一緒にお祝いしていただき、とてもうれしかったです♫)

ワイガヤに参加していただいた5名は藤木先生が担当されている「国際協力と社会貢献」を履修しており、授業で実施したプロジェクトの成果について発表をいただきました。その実践型プロジェクトでは第11回コモンズSEEDCap(社会起業家応援プログラム)応援先「NPO法人 親子の未来を未来を支える会」林伸彦さん、最終候補者のひとりだったNPO法人 WELgee渡部カンコロンゴ清花さんに代わって同団体のPR担当の林将平さんと第11回社会起業家フォーラム登壇者NPO法人 にわとりの会丹羽典子さんの三団体について皆さんがグループ分けして議論して、どの団体に寄付するかを選考しました。

特に私たちの目を引いたのが、皆さんが独自で考えた「信頼性」という5つの評価基準です。「想いの可視化」、「寄り添い」、「楽しさ」、「透明性」、「成果」です。

「楽しさ」が信頼性の評価基準になっていることに感銘を受けたコモンズのメンバーの声も上がりました。

コモンズ30ファンドでは、企業の持続可能な価値創造の選考基準には5つのレイヤー(収益性、競争力、経営力、対話力、企業文化)がありますが、これは企業の財務的な「見える価値」と非財務的な「見えない価値」の可視化であり、高校生の皆さんが考えた5つの選考基準と通じるところがあります。若手の皆さんにとっても、コモンズのメンバーにとっても、たくさんのすてきな学びがあるセッションでした。どうもありがとうござます!

このような優秀な若者たちが、どこから来てることにご関心いただけたようであれば、是非ともこちらの記事のシリーズをご参照ください。


① 社会貢献に向かう中高生、藤木教諭のすごい授業

② 初公開、高校生を覚醒させる「社会貢献授業」の全貌

③ 実践!クラスで寄付、現役高校生が選ぶNPOとは
  (こちらでは、上記に紹介した実践プロジェクトの詳細を取り上げています!)

今回のような世代を超える学び。日本社会が、世界が、今日よりも、よい明日を目指すために、とても大切なことである、と確信が高まりました。

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