「季節」が変化しても、積立投資の道は続く

おはようございます。渋澤健です。

全国で晴天が続いていますが、この週末の東京都心の紅葉がピークを迎えて街並みや公園がきれいでした。

このように季節は変わります。でも、道は変わらず続いています。

ちょっと長期的な積立投資のようですね。市場動向や景気の「季節」が変化しても、コツコツと投資の王道を歩み続けるような。

私が積立投資を始めたのは2001年の春でした。前年の夏に初めて子どもに恵まれたものの、秋ごろに黄色ブドウ球菌に感染して入院。抗生物質で治療してもなかなか状態が改善しなく、免疫に問題があるのかもしれないと心配な日々が続きました。お医者さんも色々と手を尽くしていただきましたが、「では、ターボチャージャーみたいな抗生物質を使用しましょう」とおしゃった時にはビビりました。

でも、それが結果的に上手くいき、子どもは年末に無事に退院しました。同じ頃に代表を務めていた米大手ヘッジファンドの東京事務所の閉鎖も決まり、さて次は何をしようと思っていたときだったので、公私共に色々あったタイミングでした。

年が明けて、自分は会社を興して独立しようと決断し、会社設立の春ごろにはちょっとホッとしている自分がいました。これから見えない未来が目の前に広がってます。腕の中には小さな赤ん坊がスヤスヤと寝ていました。

いつか、この子は自分の手元から旅立って成人になるんだな。そのとき、何か新しいことにチャレンジしているんだろうと、見えない未来がちょっと見えた感じがしました。(実際は、ただの親バカでしょう。)

そうだ、成人となったこの子の未来のチャレンジを応援するための資金を積み立てよう。子どもの成長と共に成長を応援する性質のものだから、成長性ある株式投資だ。自分は、もう40歳になった。この子が成人になる頃は自分は還暦を迎えている。今までの自分は自分の老後資金を考えることはなかった。では、子どもと共に積み立てよう。

このように、自分の積立投資の旅が始まりました。でもその時はまだ、その道の先にコモンズ投信を設立するという景色は全く見えていませんでした。でも、未来へと進む道は見えていました。

それから、長い年月をかけて色々と「季節」が変わりました。株式市場には「ショック」という嵐もあり、景気動向の季節感も変わりました。自分の仕事も、家庭も、子育ても色々な「季節」の変化を体験しました。でも、長期的な積立投資の道はずっと進んでいました。

子どもは、この夏に成人になりました。あんまり新しいことにチャレンジしているように見えませんw。でも、何か潜めている感じがします。(親バカは変わらないようです。)そして、彼の積立投資の道は、彼にバトンタッチして歩む続けるようにと伝えています。

今まで、色々と「季節」が変わりました。これからも色々と変わっていくでしょう。でも、積立投資の道は、この先も変わらず進んでいきます。見えない未来へ向かって。

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