皆さん、こんにちは。コモンズ投信 伊井です。
いよいよ2024年も大晦日へのカウントダウンが始まりました。皆さまにとって、この一年はどんな年になったでしょうか。
年初には能登半島地震があり、いまだに困難な状況にある方々を思うと心が痛みます。
世界を見渡せば、紛争も拡大するばかりです。
それでも、2025年は希望をもって迎えたいと思います。
さて、QUICK社が調査した金融市場関係者が選んだ10大ニュースでは、
1位 米大統領選でトランプ氏が勝利
2位 日銀、マイナス金利政策を解除
3位 日経平均株価、バブル期1989年末の3万8915円を超える最高値更新
が上位3つでした。
10位には新NISAの登場がランクインしています。
私にとっては、日経平均株価の新高値などよりも10位の新NISAが一番です。
それは、日経平均株価が高値を更新しても社会が大きく変わるわけではありませんが、新NISAは社会を大きく変えることにつながると思っているからです。
先日、金融庁が公表した資料によると、年初から今年9月末時点で新NISA口座を開設された方はなんと約2,500万人。
これは成人人口の25%程度に相当します。
年代別に見ると、30代から50代では3人に1人、60代で4人に1人、70代で5人に1人、80代以上でも7人に1人がNISA口座を設けています。
2014年のNISA制度がスタートする前は、投資信託を保有する方は人口の約7%でしたから、大きな変化です。
米国や英国では40%~50%の方が非課税制度を活用した投資信託の積立で資産形成をしていると言われているので、遠からず新NISA口座が4,000万、5,000万口座に達すると思います。
新NISAが社会を変えるというと大げさに聞こえるかもしれませんが、人口の過半数が資産形成に取り組み、10年単位で資産が倍増し、金融や経済の知識が向上し、結果として企業のガバナン
スにも好影響を与える循環が始まったと考えています。
日本は、人口や企業数の減少が続くと思いますが、個人金融資産が倍増する社会には希望があります。
さらに、こうした投資が良い企業を育てていけば、世界を驚かす大谷選手のような企業が出てくる可能性もあると思います。
10年後、2024年は多くの生活者が資本市場に参加し、経済・社会に参画し始めた年として記されるのではないでしょうか。
その意味では、希望に火をともした年だったのかもしれません。
コモンズ投信にとって、この1年は15周年イベントの開催、オフィスの移転、新ファンド「まあるい未来共創ファンド cotocoto」の設定など、感謝の気持ちでいっぱいの年となりました。
皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。
新しい年が皆さまにとって素晴らしいものとなりますよう、心からお祈り申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
■コモンズ投信からのお知らせ
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