【こどもトラストセミナー ファンドマネージャーになろう！を開催しました】

子供たちは楽しかったと話していました。 取材した会社について一つ一つ教えてもらいました。私個人は、ファンドマネージャー体験ということで、投資していくらお金が増えるかなどを学ぶのかなと想像していたのですが、応援したい会社を選ぶというところに、そうだよね、もちろんリターンも大切だけど株式投資の基本はやっぱり応援したい会社かどうかだよね、と改めて気づかされました。
（小学校１年、４年のお子さんたちの保護者の方より）

こんにちは、コモンズ投信の馬越です。

5月12日（日）、コモンズフェスタ 15周年イベントの特別企画として、「こどもトラストセミナー ファンドマネージャーになろう！」を開催しました。

上記は、ご参加くださったお子さんたちの保護者の方からの感想の声です。

当日は、小学生を中心とした32名のお子さんたちが参加。

コモンズ投信の投資先企業・寄付先団体ブースをこども投資家としてまわり、実際に各企業・団体にインタビュー。
そしてチームごとに自分たちが応援したい企業・団体をひとつ選んで、最後には、フェスタ会場の舞台にて発表するというワークショップを行いました。

さて、以下にお子さんたちの発表を一部ご紹介します。
「旭化成を選びました」
「理由は、命を守ったり、災害から守ったりする家を作っているからです。」
「堀場製作所を選びました。」
「理由は、将来がおもしろそうな会社だからです。」
32名のこどもファンドマネージャーさんたちは、自分たちのほしい未来のために、企業・団体さんを選べて、とても達成感のある表情をしていました。
また企業のみなさんが返してくださった言葉を聞いて改めてとても嬉しそうでした。

＊当日の様子や内容は、「コモンズ考」にてご紹介しています。
「ほしい未来を選ぶ力を育むこどもトラストセミナー～ファンドマネージャーになろう～」

 現在、コモンズ投信の受益者（口座保有者）の６人に１人が19才以下のお仲間です。

保護者のみなさんがこつこつとつみたて投資の形で、わたしたちコモンズ投信に大切なおかねを託してくださっています。
お子さんたちのもとに欲しい未来が届きますように、投資や寄付というおかねの循環を社会に生み出すことで、より良い未来を叶えていく一助を担っていきたいと、スタッフ一同日々努めています。

様々な形で開催してきたこどもトラストセミナーには、これまで多くのお子さんたちが参加してくれました。
嬉しいことに、お子さんの入学金や、巣立ちの時期の資金に、私たちのファンドがお役に立てたというお話も多々お聞きできるようになりました。
中にはこどもトラストセミナーを卒業して、すでに成人して働き始めているお子さんも出てきました。

こうして長く続けてこられたこどもトラストセミナーですが、お子さんたちと行ってきたことは、実は初回から何も変わっていません。
・自分がほしいものは何かを主体的に考えてみる。
・自分なりにその理由を考えてみる。
・その時いっしょにいるまわりのみんなに自分の選択を伝えてみる。
そうしたことを繰り返していく中で、自分やまわりにとって大切なものは何かという価値観が徐々にお子さんたちの中に育まれてくる姿を、これまで何度も見させていただきました。

「金融教育のお手伝いをしてほしい」とは、創業当時からコモンズ投信に多く寄せられてきた声でした。
確かに、その声がきっかけとなって始まったこどもトラストセミナーでしたが、価値観という「ものさし」がしっかり育っていくことが、それぞれの幸せや自己肯定感につながって、お子さんたちの「お守り」のような存在になっていくことを、わたしたちの方がいつもお子さんたちの言葉や姿勢から教わってきました。

今回も、お子さんたちはどきどきを乗り越えて、わくわくと新しいチャレンジに挑んでくれました。
「ほしいみらいのために」というフレーズを言う時のお子さんたちの声には、自信と喜びが入り混じっていました。
「未来は選べる」ことをお子さんたちに伝えるお手伝いをくださった各企業、団体のみなさんに感謝いたします。

あたたかな心で、お子さんたちの発表に耳を傾けてくださった参加者のみなさんに感謝いたします。

そして、終始こどもたちを見守りサポートしてくださったコモンズボランティアのみなさんに感謝いたします。
こうして、これからも、このコモングラウンドで、多くのお仲間たちとご一緒にお子さんたちの成長を見守り応援する形で、わたしたちの未来を共に創っていくことができましたら幸いです。

＊15周年イベントダイジェスト動画もぜひご覧ください！

＊コモンズボランティアのおひとりが、当日の様子を、ブログでご紹介くださっています。ぜひご覧ください！
コモンズ投信15周年・コモンズフェスタ
～コモボラ（ボランティア）として～