【新NISA、押さえておきたいポイント】

皆さん、こんにちは。コモンズ投信 福本です。

「全くの初心者なので、どのように NISAを始めるのがいいか相談したいです」「今つみたてNISAをしていますが、成長投資枠との併用について、まだうまく理解できていませんので、教えていただきたいです」

コモンズでは、今週から来年からの新NISAに向けて個別相談会を行っています。また定期的に開催している「新NISAの活用方法」セミナーにおいて最近は具体的な質問が増えてきました。新NISAについて基礎的なことから知りたい方は、まずはセミナーへの参加やアーカイブ動画をご活用ください。

さて、そのうえで新NISA活用における大事なポイントを整理したいと思います。NISA口座においては、運用益がそのまま手取りになる(非課税)というメリットがある一方、損失が出ても、その他の金融商品との損益通算はできません。ということは・・・?損失が出にくい仕組みで運用することが大事、ということになります。そう、積立ですね。

新NISAにおいては、1年あたり、つみたて投資枠の120万円と成長投資枠の240万円で合計360万円もの非課税枠があり、成長投資枠では株式などの購入を検討されている方も多いでしょう。非課税期間も無期限となるので、応援したい企業の株式を長期保有を目的に購入するのにも活用できます。一方、その株式の購入タイミングが悪ければ(価格が高ければ)、非課税口座のメリットを受けることができなくなるわけです。そう考えると、制度を有効活用したければ、成長投資枠であっても投資信託の積立で考えられるのがいいと思います。

では次のポイントとして、どんな商品を選んだらよいのでしょうか。新NISAでは、非課税期間が無期限になりますから、非課税期間の終了を気にせず、お金が必要になるタイミングまで持ち続けることができます。だからこそ、上がったら売ろう、と価格変動を気にして売却タイミングを見極めなければいけない商品より、これだったら長く持ちたいな、と思う投信や、株式においてもこの会社だったらずっと応援したい、と思える会社を選んだ方がいいと思います。年代別での活用法にもポイントがありそうです。新NISAにおいては、生涯投資枠という限度額が設定されているのですが、運用していたものを売却するとその翌年に1年あたり360万円を上限に売却した簿価分が復活してまた非課税で購入することができます。ある意味無限ループが可能なので、現役世代の方は、若いうちほどリスクをとって高いリターンが期待できる株式型の投資信託で、長期・積立をする、というのが王道です。リタイア世代の方は、非課税枠で運用しながら引き出す、という活用もできますので、リスクを抑えたバランス型なども取り入れていかれるとよいと思います。

コモンズでも新NISA口座の新規の受付や、つみたて金額の変更などの受付を開始していますが、特に積立金額の増額を申し込んでくださるケースが増えています。長期にわたってしっかり資産形成ができるファンドとして活用いただけるような運用・運営を引き続き行って参ります。


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コモンズ30ファンドのリスクと費用はこちらhttps://www.commons30.jp/fund30/risk-cost/ザ・2020ビジョンのリスクと費用はこちらhttps://www.commons30.jp/fund2020/risk-cost/※投資信託は、値動きのある有価証券等に投資するため、その基準価額は変動します。したがって、お客さま(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割込むことがあります。委託会社の運用により生じるこうした基準価額の変動による損益は、すべてお客さま(受益者)に帰属します。なお、投資信託は預貯金と異なります。※本文中で示した実績は過去のものであり、将来を予想・あるいは保証するものではありません。※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。※上記セミナーにおいて、コモンズ投信が設定、運用、販売を行う投資信託の勧誘を行うことがあります。※コモンズ投信からのお知らせメールの配信停止をご希望の方は、以下よりお手続きください。https://mf.commons30.jp/contents.php?c=mailmagazine_cancel

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