応援リーダーが深める寄付のしくみ

こんにちは。
コモンズ投信 ソーシャル・エンゲージメント・リーダー馬越です。

ここ数年で、社内での寄付のしくみにも変化が起きています。


当社の寄付のしくみは各ファンドに紐づいています。
SEEDCap(社会起業家を応援する寄付のしくみ)がコモンズ30ファンド、POINT(パラスポーツを応援する寄付のしくみ)はザ・2020ビジョンとなりますが、数ある候補者(団体)の中から、まずは最終候補者3名(団体)を選び、その後、お仲間(受益者)に3者(団体)の中から1名(団体)、推薦いただくというプロセスを経て、最後は最終選考委員会にて寄付先を決定してきました。https://www.commons30.jp/donation/


当初は、最終候補者選びや最終選考においても、社内の限られたメンバーのみが関わっていましたが、現在はこれらの過程全てに全社員が参加しています 。
誰が選ばれてもおかしくない、といった素晴らしい最終候補の中から1名、1団体を選ぶので、いつも議論は拮抗します。
そんな中で社員それぞれが応援し続けたい!と自分の感度が大きく振れる存在に出会っていくようになりました。
そこで社内の新たなしくみとして、最終候補者に選ばれつつも応援先に選ばれなかった団体の応援を続ける応援リーダー制度に現在チャレンジしています。

13回コモンズSEEDCap最終候補者であった木下壽子さんが理事を務める一般社団法人住宅遺産トラストとのコラボイベントは2回開催しておりますが、夏に東京で開催した旧園田邸に訪問するイベントでは、満員のため参加できない方がいらっしゃったほど、多くの方が関心を寄せてくださいました。
また、10月28日には第2弾イベントを京都で開催することができ、建築家 藤井厚二氏の設計による貴重な住宅遺産や京都信用金庫のQUESTIONを会場に、住宅遺産をめぐる課題や魅力をより深く理解するためのイベントを実施することができました。

社内で住宅遺産トラストの応援リーダーに手をあげたのは、運用部の奥です。
同団体の木下さん、事務局長の吉見さんにもイベント開催にあたり、多大なご協力いただきながら、奥がイベントの準備に熱心に関わってきました。

ブログにイベントの様子を記しておりますので、ぜひご覧ください。
○【開催レポート】住宅遺産のための作戦会議 第2弾!  
~理想の家を味わう 京都編~ 
https://park.commons30.jp/2023/11/2.html 

他にも応援リーダーは生まれています。

今年の最終候補者だったエル・システマジャパンの菊川さんの応援リーダーは人事部の小森が務め、先日群馬県での活動の場に足を運びました。
○エル・システマジャパン作曲教室(変な音を、作ってみよう) 
~第14回コモンズSEEDCap応援先 最終候補者応援レポート~ 
https://park.commons30.jp/2023/10/14seedcap.html 

コモンズPOINTの最終候補団体だった日本パラ・パワーリフティング連盟の応援リーダーは、顧客業務部の萩原が務め、応援期間が終了した現在でも、様々な団体主催のイベントのアナウンスを社員に対して行ってくれています。
○今年も、パラ・パワーリフティング体験会&交流会に参加してきました! 
https://park.commons30.jp/2023/08/blog-post_16.html 

以前は、せっかく関心をもつことができた社会課題でも、ただ一意見を出すだけの存在であったため、一過性の出会いに留まってしまっていました。

それが、積極的に関わる「応援リーダーのしくみ」をもつと、「もっと応援したい」という気持ちが生まれ、実際の行動に繋がるように。
そして応援リーダーたちの主体的な呼びかけは、多くの他の社員の参加も確実に促していきました。

11月に開催したコモンズPOINT応援先 日本障がい者乗馬協会との共催イベントにも、お仲間だけでなく新たな社員の自主的な参加がありました。
初めて乗馬、馬術競技観戦を経験し、貴重な体験となったようです。
「馬場の凛とした空気感のなか、人馬一体となる演技の美しさに魅了されました。大変すばらしかったです。」

これからも新たな応援リーダーは生まれていきます。
わたしたち社員たちもお仲間と共に、運用会社であると同時に寄付のしくみを本業とするコモンズ投信の存在意義を問い続けています。


コモンズ30ファンドのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund30/risk-cost/
ザ・2020ビジョンのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund2020/risk-cost/

※投資信託は、値動きのある有価証券等に投資するため、その基準価額は変動します。したがって、お客さま(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割込むことがあります。委託会社の運用により生じるこうした基準価額の変動による損益は、すべてお客さま(受益者)に帰属します。なお、投資信託は預貯金と異なります。
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