皆さま、こんにちは。
コモンズ投信 伊井です。
引き続き、世界は米国の関税政策に注目しています。
米国が挑む国際経済秩序の新しいフレームワークづくりの背景には、国民の声があります。
「グローバル化で、格差が拡大した、環境破壊も進んだ、そして民主主義国が相対的に弱くなり紛争が増えた」。
こうしたグローバル化や近代資本主義の負の部分が大きくなったことが国民の不満となり、トランプ政権が生まれました。
こうした現象は、格差や環境問題といった外部不経済(※)を置き去りにした経済システムが行き詰まったことを意味します。
※外部不経済とは利益を追求する過程で意図せず他者に不利益を与えてしまう状態のこと
経済的な価値ばかりを追求し、社会的な価値向上を置き去りにしたことの反動が私たちの目の前で起こっているのです。
もちろん、歴史的に保護貿易を強化して成長した国はありませんし、米国が世界中を相手にして簡単にディールがまとまるはずはありませんので、一定の落としどころに収束すると思いますが、世界中の生活者の不満は変わらないので、これまでのグローバル化や資本主義は修正されていくことでしょう。
それは日本においても同様です。
その時に大切な視点は、格差や環境などの外部不経済を如何に取り込んだ経済システムを作り上げていくのか、ということになります。
すなわち、経済的な価値向上と社会的な価値向上の両立です。この考え方は、コモンズ投信の創業の想いにつながりますし、私たちのお仲間(お客さま)や投資先企業、寄付先社会起業家・団体の皆さんとさまざまな形で取り組んできたことにもつながります。
現在、当社は社会的なリターンと経済的なリターンの両立を追求する運用を各ファンドの特色を活かして取り組んでいます。
さて、今月5月25日は、当社の周年イベントを開催します。

テーマは、「~インパクト:みんなで創る未来~」。
今回は、社会的な価値向上と経済的な価値向上に取り組む企業と寄付先が集まります。
投資先からユカリア(基調講演)、味の素、ウェザーニューズ、住友林業、UACJ、寄付先からはアクセプト・インターナショナル、日本知的障がい者卓球連盟に参加いただきます。
これから新しいお金の流れを体感し、一緒に未来を創るスイッチが入る機会となるはずです。
是非、是非、ご参加ください!
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
■5月25日(日)11:00~16:30
「COMMONS MEETS 2025」~インパクト:みんなで創る未来~
https://www.commons30.jp/commons-meets-2025/
コモンズの取り組み、懇親会を兼ねたファンド運用報告会、ユカリアの三沢社長による基調講演、そして、当社ファンドの投資先企業さまと一緒に未来づくりを考える対話の場などを企画しています。
\お子さまのお預かりも楽しい企画が満載!/
【こども企画】パラ卓球さんと「いっしょにピンポン!ともだちラリー大作戦」
~みんなでつなぐピンポンの輪~
↓↓お申込みはこちらから↓↓
https://forms.gle/a3EuMtuegDYM3m7g9
■今後のおすすめセミナー
5月21日(水)20:00~21:00
【オンライン】伊井さん、なんでも聞いていいですか?
https://mf.commons30.jp/contents.php?c=info&id=i01jt7qjfqgh2avmdnawcje0jhe&item
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コモンズ30ファンドのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund30/risk-cost/
ザ・2020ビジョンのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund2020/risk-cost/
まあるい未来共創ファンドcotocotoのリスク・費用(目論見書該当ページ参照)
https://www.commons30.jp/pdf/cotocoto/20240926_cotocoto_prospectus.pdf
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※投資信託は、値動きのある有価証券等に投資するため、その基準価額は変動します。
したがって、お客さま(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割込むことがあります。
委託会社の運用により生じるこうした基準価額の変動による損益は、すべてお客さま(受益者)に帰属します。なお、投資信託は預貯金と異なります。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。
※上記セミナーにおいて、コモンズ投信が設定、運用、販売を行う投資信託の勧誘を行うことがあります。