【スタートアップを支える投資】

皆さん、こんにちは。
コモンズ投信 伊井です。

昨日、東証グロース市場に上場した株式会社ユカリアの新規上場に際し、私たちコモンズ投信はコーナーストーン投資家として参加しました。

2024年12月12日コモンズ投信プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000095994.html

(上場セレモニーに参加させていただきました!)

 

コーナーストーン投資家とは、聞きなれない用語だと思いますが、上場プロセスの早い段階(上場承認時)に一定額の株式取得を約束する投資家のことをいいます。

*今回のコーナーストーン投資の背景について*
グロース市場については、上場してから大きく成長する企業が少ない、M&Aの活用も少ないなどの「新興企業自身の課題」と、市場の流動性や機関投資家のコミットメントが小さいなどの「市場としての課題」が指摘されています。

ユカリアは、病院の経営支援・運営支援を中心事業に据え、来年創業20周年を迎える企業であり、売上高200億円、営業利益20億円程度で時価総額も350億円を超えていて、今後の成長イメージも描きやすい企業です。
それでも、非上場から上場に移行する段階では、前述のような「市場としての課題」がありますので、上場に際しては当社のような長期投資家がしっかり関与することがとても重要だと考えています。

ユカリアは「変革を通じて医療・介護のあるべき姿を実現する」をミッションに掲げ、全国にある約8,000病院(20床以上)のうち7割強が赤字という現状に対して、病院の経営支援・運営支援を行って再生を実現しています。
特に地方の病院では、後継者不在や人手不足が深刻ですが、こうした社会課題を解決しながら業績を上げていくことを明確に意図した企業です。

同社のようなインパクト企業の上場は「インパクトIPO」とも言われます。
インパクト企業とは、持続可能な社会の実現を目指して、財務的な利益を追求するだけでなく、社会的および環境的な課題に取り組むことを事業の中心に据えた企業のことを指します。
インパクト投資にはこうした企業への投資が含まれます。

私たちコモンズ投信は、長期的な視点で同社の評価を行ったうえで、社会的リターンと長期の経済的リターンの両立を叶える可能性が高いと判断し、「まあるい未来共創ファンド cotocoto(コトコト)」などのインパクトファンド他、ザ・2020ビジョンを通じてのコーナーストーン投資を実施しました。

今後も世の中にポジティブなインパクトをもたらすスタートアップ企業が円滑に上場できるための重要な役割をもつこの新しい投資手法を今後も推進して参ります。引き続き、ご期待ください。

●株式会社ユカリア
https://eucalia.jp/

■コモンズ投信からのお知らせ

◆年末年始の売買・営業スケジュール◆
年内の売買ができる日程をご確認ください。
特にNISA口座にて年内の売買をご希望されていらっしゃるお客さまは、ご確認をお願いします。
※2024年にNISA口座満了分のみのご売却をご希望の場合、12月24日(火)15時20分までに弊社コールセンターのみでの受付になります。
〇年末年始の売買・営業スケジュール
https://www.commons30.jp/customer/5421/

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コモンズ30ファンドのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund30/risk-cost/
ザ・2020ビジョンのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund2020/risk-cost/
まあるい未来共創ファンドcotocotoのリスク・費用(目論見書該当ページ参照)
https://www.commons30.jp/pdf/cotocoto/20240926_cotocoto_prospectus.pdf
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※投資信託は、値動きのある有価証券等に投資するため、その基準価額は変動します。
したがって、お客さま(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割込むことがあります。
委託会社の運用により生じるこうした基準価額の変動による損益は、すべてお客さま(受益者)に帰属します。なお、投資信託は預貯金と異なります。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。
※上記セミナーにおいて、コモンズ投信が設定、運用、販売を行う投資信託の勧誘を行うことがあります。

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