「美しい国」を実現させる

おはようございます。渋澤健です。

皆さんも同じと思いますが、金曜日の午後から、ただただ力が抜けて何もやる気がしない。そんな状態です。

民主主義の根幹を揺るがす。民主主義への挑戦。そんなことよりも、もっと深く大事なところが社会で腐食している。今回の卑劣な暗殺事件のみならず、色んなところで。そのように感じます。

立場や意見が異なっても相手のことを尊重する大らかさが、失われている。社会が、世の中が、分断されている。そんな状態で、時価総額が最高値を更新したとしても、総額的や平均的に経済が成長しても、そこに豊かさがあるとは言えません。

安倍元総理への追悼の意で与野党から敬意を表する同じ声が上がりました。この一致は初めてのことではないでしょうか。特に選挙の最中では。世界の首脳も追悼で心が一つになりました。友好国からはもちろんのこと、ロシアや中国からも。徹底的に分断している米国でもバイデンやトランプからも。一瞬だけですが、世界が一つになった感じがしました。これは、凄いことです。改めて敬意を表し、心よりご冥福をお祈りいたします。

安倍元総理は「美しい国」を目指されていました。まだまだ、やり残したことがたくさんあると悔やみながらこの世から去られたと思います。「美しい」の定義や意味はそれぞれが持つべきだと思いますが、それぞれの立場で「美しい国」を実現させることが、安倍元総理に我々が示すべき最善の追悼の意だと思います。

気が抜けた放心状態のままでいる場合じゃないですね。

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