おはようございます。この週末はNHKエンタープライズ制作の海外向けコンテンツにナビゲーターとして参画している取材ロケで直島に訪れました。産業廃棄物や公害など日本の高度成長期の負の遺産がある島々を近代的アートで見事に再生した成功体験は世界に発信すべきという提案が通り、コンテンツに組み入れられることになりました。

コロナの関係で来島される方々も激減しているので、かなりひっそりとしていました。でも色々な作品を貸し切り状態に鑑賞することができたので、貴重な非日常的な体感の機会をいただきました。凄腕プロデューサーが担当されている企画なので、なかなか良いコンテンツに仕上がるのではないかと期待しています。

来年2022年には瀬戸内芸術祭が予定されていますが、ウィズコロナです。色んな不確定要素があります。でも、希望としては来春に、再び世界から瀬戸内に人々が来訪して、ここでしか感じることができない体感を持ち帰っていただきたいと願ってます。

このような世界に誇れる空間を創ることができたのは、瀬戸内が元々恵まれていた自然と環境。そして、福武總一郎さんの先覚的な感性と行動力です。二代目として継いだ福武書店をBenesse「よく生きる」と改名された会社はコモンズ30ファンド設立初期からの投資先でもあり、企業の存在意義とは何かと色々と学ばせていただいています。

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