おはようござます。渋澤健です。
やっぱり、こどもの笑顔は最高です。コモンズ投信の設立のパーパスは「世代を超える長期投資」であるため、年間通じて「こどもトラスト・セミナー」を設けていますが、ウィズ・コロナの生活が始まってからは、オンラインで実践していて、今回も多くのお子さんたちの積極的なご参加で、とても良い時間を過ごすことができました。
今回は、子ども達と「渋沢栄一に学ぶmeからweへのお金の使い方」を学びました。未来の青天をこれから衝く子ども達に、「お金」について感じてほしいことがあります。
それがMeからWeへ、です。
消費や貯金などMe(じぶん)のためというわかりやすいお金の使い方があります。
ただ、寄付というWe(みんな)のためのお金の使い方で、一人ができないことに大勢が想いを合わせればできることに、子ども達は気づきます。
また、お金が交換されて社会に巡り回るために必ず「ありがとう」が存在しています。そして、その「ありがとう」が増えることを応援することが、投資。実は、投資にはWeのお金の使い方の側面があることを紹介します。
今回のコロナ禍で多くの人々が感じたことがあったと思います。Meのことはすごく大事。自分が感染しない、発症しないことを考えて行動する。
でも、Weが止まってしまうと、Meは何もできなくなる。
Weという社会が健全に回っていることで、Meの生活が成り立つということも気づきました。
大河ドラマ「青天を衝け」の第一回に、幼い栄一に母が手を胸に当てて言いました。「あんたがうれしいだけじゃなくて、みんながうれしいのが一番なんだで」と。まさに、MeからWeへです。
Meのためだけではなく、Meへにも役に立つお金の使い方がある。この大事なメッセージは、日本全国の子ども達にも届けたいですね。