おはようございます。渋澤健です。

今までとちょっと違う感じで、楽しみにしているオンライン・セミナーに登壇します。緊急事態宣言中なので密を避けてオンラインで配信しますが、その「スタジオ」が、AMIGO HOUSEというマイクロホステル、コワーキングオフィス、シェアキッチンを兼ねた文化複合施設、すぐ近くにはCINEMA AMIGOというミニシアターもあります。場所が逗子海岸から徒歩3分とのことですが、私の生まれは逗子海岸から徒歩1分だったので、ご近所です! 

どうやら、映画を鑑賞した流れでセミナーを実施するようで、面白いですね。また、映画のセレクトですが、自分にちょっと思い入れがある作品です。

実は、まだ鑑賞していない映画ですが、半年ぐらい前に米国の大学で歴史学の教授をしている妹から連絡が入りました。「Hey, Wanna watch a movie together online?」(注:私は小二、妹たちは幼稚園の時から米国で育っていますので、未だにお互いは英語でコミュニケーションしてるんです。)

「Sure, What movie?」と答えたところ、「Capital」という返事が返ってきました。

Capital・・・・あ、あの人の、あの本の映画かと思って「OK、but I am not a big fan of Piketty」と返したら、「WHY!」というところから、WhatsAppでメッセンジャーを介した大論争が始まりましたw。妹は、この前の米大統領選挙予選ではバーニー・サンダーズの筋金入りサポーターで政治思想がかなりのリベラル左派系の学者ですから、論争の相手としてかなり手強い。

なぜ私がトマ・ピケティの大ファンではないのかという理由は1月30日のトーク・セッションでお話します。映画を実際に鑑賞することによって見落としている視点があるかもしれなく、この6カ月間で色々と考えさせられていることもあったので。今、言えることは特にピケティ氏の視点や分析の内容に大きな異論がある訳ではないのですが、本の題名が間違っているのではないかという考えに尽きます。

妹から「What’s your definition of capital?」という問いに対して、私は「building blocks for value creation 」と応えました。資本は価値創造に不可欠な「本」(もと)だと思っています。もちろん「価値」の定義は、それぞれによって、様々だと思います。まさに価値観ですよね。

たとえばコモンズ30ファンドが長期投資しているデンソーの2020年3月期の統合報告書を週末に読みましたが、このような「資本」の定義は自分にしっくりします。つまり、資本とは「お金」だけではない。

また、今回は主催者が提案したタイトルに「風の時代の」というフレーズが目に留まりました。なんだろうと調べてみたら、ちょっとスピリチュアル系な星読みからの考えですが、今まで240年間の「地の時代」が続いており、2020年12月から240年間の「風の時代」に入ったようです。

さて、これを貴方は信じるか信じないか、、、は別として、自分の持論である破壊の30年:繁栄の30年と同じように、これからの時代の価値観や成功体験が、今までの時代の価値観や成功体験と異なるという考えと重なります。また、同じように新しい時代への節目であるというタイミングで「資本」について語り合えることが興味深く、どのようなセッションに展開するか楽しみです。

是非ともオンラインでご一緒させてください! 変な勧誘しませんから、どうぞDont Worry!w

お申し込み➡ 【映画鑑賞+オンライン講座】風の時代の「論語と算盤」

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