子どもたちのやりたい!

おはようございます。渋澤健です。

切ッとした空気に気持ち良い陽射しに恵まれた週末でしたね。ごゆっくりとできたでしょうか。

さて、土曜日にコモンズ「ジュニアの日」のセミナーを開催しました。「ジュ」「二」「ア」を10月28日にかけて、例年この時期に子どもたちとお金のこと、社会のことの学びを目指していますが、今年は数日早めにオンラインで実施しました。

今回は、新渡戸文化学園平岩国泰理事長と山藤旅聞先生のご協力を得て、『子どもたちの「やりたい」から始まるSDGs』というテーマで開催しました。

コモンズ社会起業家フォーラムのOBである平岩さんとのご縁で存在を知った学校ですが、本当にすてきな教育方針を実施していると感銘を受けました。大人が上から目線で子どもたちを「教える」ということより、ファシリテーターとして子どもたちが本来持っている「やりたい」「学びたい」という素質を促す方針です。

この方針は、子どもたちの本日の発表から見えてきます。

まず、小学4年生のR君。SDGsを自分こととする「一人も見捨てない」という精神で、自ら漢字検定の取り組み等を教室で実施します。余計に圧をかけないというチームプレイに気をつけているという大人負けのリーダーシップを見せています。

それから、三組の高校生の発表が続きましたが、オーガニック・コットンの制服プロジェクト、規格外野菜を使用する無駄がないパンなど食事づくりプロジェクト、そして、「Thanks SDGsクラブ」という自分がやりたいことを発言できる自由な場を設けるプロジェクトなど多岐に渡る内容で感激しました。山藤先生によると、全てが子どもたち主導で立ち上がっているプロジェクトのようです。 

このように、子どもたちがよりよい世の中のために「やりたいこと」がたくさんあることは明らかです。その子どもたちの「やりたい」が実現できる場を大人たちがしっかりと提供できるのか。これが、我々が子どもたちに返すべき課題提出です。

子どもたちへの教育は、我々が最優先すべき長期投資でありましょう。

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