今年もありがとうございました

皆さん、こんにちは。コモンズ投信 伊井です。

12月29日は、東京証券取引所で2023年最後の取引が行われる大納会でした。今年は、12月28日までで日経平均株価は28.5%の上昇。米国NYダウ13.8%、S&P500 24.6%、NASDAQ総合44.2%、ドイツDAX20.0%、英国FTSE100種3.6%の上昇、中国上海総合はマイナス4.4%ですので、日本株が好調だったことが分かります。今年4月に著名投資家であるバフェットさんが来日するなど、海外投資家も日本株に注目をし始めました。私がお会いする海外投資家は、「30年間のデフレから脱却する国では、設備投資が増え、賃金も上がり経済がポジティブな循環に入るので株式は買いだ。しかも企業側にも、配当や自社株買いを増やす株主重視の姿勢も感じられる。」とコメントされます。私も、2023年、日本株は中長期的な上昇トレンドに入ったと感じています。

さて、コモンズ投信は、①次世代を見据え明日への希望を育む人々が保有したいと思う投信、②持続可能な社会を意識し、長期的な企業価値創造に取組む企業が投資されたいと思う運用会社の2つのビジョンを掲げています。つまり長期的な資産形成に取組む方々から選ばれ、また、長期的な成長を目指す企業からも選ばれることを目指しているわけです。今年は、その成果の一つが出たと思います。それは、世界で16万本以上の投資信託にレーティングを付与している、世界的な投信評価会社である米国モーニングスター社が日本で初めて行うファンドアワード、第1回「モーニングスター・ファンド・アワード」国内株式部門において、『コモンズ30ファンド』が最優秀賞をいただいたことです。同社の評価は、あくまで投資家目線で選考されるとして、世界的に投資家から支持されています。つまり、長期的な資産形成に適しているとの評価であり、組入れた企業が長期的に企業価値を高めた結果でもあります。

また、私たちは、お客様とご一緒しての投資先企業訪問を多数実施し、親子での訪問機会を増やすことにも積極的に取り組みました。商品の理解や金融教育につながればとの思いからです。2024年は新NISA制度もスタートしますが、コモンズ投信は変わらず、上記のような取り組みの充実と丁寧な企業調査に基づく運用を続けて参ります。来年は、運用開始から15年の節目を迎えます。15年周年のイベントも計画中です。どうぞお楽しみに。それでは、来年も相変わらぬご高配を頂けますようお願い申し上げて、年末のご挨拶とさせて頂きます。

どうぞよいお年をお迎えください。

※モーニングスター・ファンド・アワードについて

アワードは、リスク調整済みの中長期的なパフォーマンス実績と、ファンドの将来に関するモーニングスターの評価であるモーニングスター・メダリスト・レーティング™の組み合わせによって決定されます。アワードは毎年行われており、ファンドの1年間のパフォーマンスを重視するのは適切であると考えていますが、ファンドはリスクを調整後の3年および5年で高い相対リターンを達成している必要もあります。また、長期的にアウトパフォームし続ける潜在力についての将来的な評価を反映するため、モーニングスターのメダリスト・レーティングでポジティブ(金 /銀 /銅)の評価を得たファンドを選出の際に優先します。

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