こんにちは!
コモンズ投信のHASSYADAI social(ハッシャダイソーシャル)応援リーダー、齋藤です。
3月18日(火)、ハッシャダイソーシャルが開催するイベント「CHOOSE YOUR LIFE FES’25 #18歳の成人式」に参加しました。
このイベントは2022年4月に施行された成年年齢引き下げをきっかけに始まりました。多くの自治体が18歳を対象とした成人式を実施しない中、18歳の成人を祝うことで、彼らが自分の人生を自ら選択するきっかけを提供することを目的に、参加費無料で、参加にあたっての交通費も支給。イベントではアーティストによるライブやゲストのトークセッション、共同代表のワークショップ、参加者のオープンマイクなどが行われます。将来的には、このイベントを通じて若者を応援する新しい文化を育てることを目指しているそうです。
公式サイト:https://choose-your-life-fes.jp/
今回で3回目を迎えた「CHOOSE YOUR LIFE FES’25 #18歳の成人式」は、会場も前回までの恵比寿ガーデンホールからZepp DiverCity(TOKYO)に移り、規模を拡大して開催されました。
12時開場とのことで、少し前にダイバーシティ東京に行って1階のフードコートで腹ごしらえ。
フードコート内では外国人観光客に混ざって、スーツケースを持っている学生もいて、「皆、18歳の成人式に参加するのかなぁ」と思いながら眺めていました。
さて、会場に向かいます。
すでに多くの18歳が列をなしており、「いよいよだな」と思っていると、ハッシャダイソーシャルの勝山さんが中から出てきました。
周りをみると、スポンサーやクラウドファンディングに参加した「大人たち」も大勢いました。勝山さんはその一人ひとりに挨拶をしていき、私のところにも来てくださいました。1分足らずでしたが、今日の18歳の成人式にかける意気込みを感じました。
関係者用の入口で受付をしていると、隣の18歳用の入口ではスタッフの皆様が18歳の皆に対して「おめでとう!」「おめでとう!」と声をかけています。こんなふうに声をかけてもらったらうれしいだろうなと思いながら座席につきます。
18歳は1階ホールで、関係者は2階席でした。下のホールに目をやると、続々と18歳が入ってきます。皆ソワソワしており、とても緊張している様子でした。
ハッシャダイソーシャルの共同代表の三浦さんから開会宣言があり、18歳の成人式がスタートします。三浦さんが「同じグループを探して自己紹介しましょう!」との掛け声で、さっきまでソワソワして静かだった18歳たちが一気ににぎやかになりました。いろいろな想いを持って会場に来た同じ「18歳」の仲間たちと一緒に、ワイワイ盛り上がります。
その後、ヒグチアイさんのライブがあり、迫力のあるピアノの弾き語りと歌、そして、18歳へのメッセージに会場が包まれていきます。そしてTALK STAGE「パイセンの知恵袋」へと続き、18歳の質問に3人のゲストと三浦さんの4人の「大人たち」が真剣に答えていきます。
正直、自分が18歳の時にここまで悩んでいたか?と思うような質問に対して、トークをしながらそれぞれの回答を導きます。トーク中のコメントに、18歳たちがうなずきます。
続いては、WORK SHOPです。
入場の際に受け取った白紙のノートに、18歳のみんなの「想い」や「本音」を書き込み、周りの仲間たちと議論を深めていきます。
そしていよいよクライマックス、ステージで仲間の前で想いを叫ぶOPEN MIC「新成年の主張」へと続きます。
驚いたのは、WORK SHOPもOPEN MICも、どちらも「発表したい人は挙手」と三浦さんが会場に伝えると、大勢の18歳から手が上がったことです。
スタート時はどんなことが始まるか分からずソワソワしていた18歳たちが、会の終盤には自分から手を挙げ、自分の意見を言い。また、その意見を聞いている18歳は発表者の想いに拍手で応える。とても素晴らしいと思いました。
特にステージに上がって想いを伝えるOPEN MICで発表する18歳の熱い想いにとても感動しました。将来に対する不安を語っていても、最後は「こういう人間になりたい」「こういう夢を叶えたい」という清々しい想いがビシビシ伝わってきます。
「かっこいい大人になりたい!」という想いは、2階席の大人にもしっかりと伝わってきました。
そして、私は「18歳の皆から『かっこいい大人』として見られるか」と自問自答していました。
18歳の皆は亥年。そして、実は私も亥年。
二回り下の18歳に心の底からエールを送りました。
ハッシャダイソーシャルは2年後、「CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式」を日本武道館で行うと宣言しました。
そこでも、多くの悩める18歳が「それでもなお、人生は選べる」という想いを胸に、よりよい社会を築いていってほしいと思いました。
(18歳の想いが詰まったボードの前で勝山さんと記念撮影)
マーケティング部 齋藤 亮