Color Our World お金に「色」を付ける

おはようございます。渋澤健です。

週末の天候がいまいちなところが多かったと思いますが、人出がかなり増えていると感じたのではないでしょうか。経済が回ることは大事。でも、健康も大事。引き続き気を引き締めながら生活したいですね。

さて、「お金には色がない」と言いますね。労力によって稼いだお金。棚から牡丹餅のお金。極端な話、不正を起こして手に入れたお金。どれでも、お財布の中に入ってしまえばお金はお金。区別できないと言います。

確かにそうでしょう。お金自身には意思がある訳ではないので。

でも、お金が透き通っていて色が付いていないということは、そのお金を手に持っている人が色付けることができるということです。人が、透明なお金に色を付けているんですね。人には意思がありますから。綺麗な色彩を持っている人が持つお金には綺麗な色彩がつくはずです。

また、お金をどのように手に入るかが重視しがちですが(書店の本を並びを見ると明らかですね)、得たお金をどのように使うかは比較的に注目度が低いように思います。いかにお金を使わない生活などの本は書店の棚にたくさん並んでいますが。

もちろん足るを知るという節約は健全な生活の有り方です。でも、足るを知るということは、「足らない」を知るということにもなります。色彩が足らない生活で良いんでしょうか。

安く買うことは良いかもしれませんが、自分の身体に良いものであれば、ちょっと値段が高くても良いのではないしょうか。また、児童労働や環境保全に意識するエシカル商品の値段がちょっと高くなっても良いのではないでしょうか。安かろう=良かろうという単純な方程式では良い生活は描けないと思います。

やはり、自分が大切に思っていることの「色彩」を付けながら消費することが大事だと思います。

自分の将来のためにお金を貯めるという色彩を付けても良いです。利己は悪いことではないです。ただ、利他のためにお金を使う寄付というきれいな色彩もありますね。MEからWEへ。多くの人々がそれぞれの綺麗な色彩のお金を重ねていけば、よりすてき作品ができあがりますね。Color Our World。

そして、投資。

短期的、長期的という色々な投資の「色」があります。また、同じ長期投資でもパッシブ(インデックス投資)やアクティブという色違いがありますし、同じアティブ運用でも多くの色彩のグラディエーションがあって豊かです。

このように、使う人の色が同じであっても、お金の使い方の形は様々です。

What is your color? 貴方の色は何でしょう。そして、その色を付けたお金をどのように使いますか?

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