こんにちは。
コモンズ投信の伊井です。
長期投資家にとって、一時的な株価の下落が「チャンス」となり、長期的な視点で新たな一歩を踏み出す良い機会になることがあります。
4月はまさにそうした局面でした。
4月初旬に発表された米国トランプ大統領による相互関税政策によって、マーケットは一時的に大きな下落に見舞われました。その後は過度な悲観が和らぐ中でマーケットは落ち着きを取り戻しましたが、コモンズ30ファンドでは、この下落局面をチャンスととらえ、組入タイミングを図っていた2銘柄をポートフォリオに追加しました。
今回は、コモンズ30ファンドに新たに加わった2社、ファーストリテイリングとアシックスをご紹介します。
■ ファーストリテイリング:再び「30」へ
ユニクロを展開するファーストリテイリングは、かつてコモンズ30ファンドで保有していた銘柄です。同社のグローバル展開が進む中で一時的な踊り場を迎えていたことや、資本市場に対する姿勢が私たちから見るとやや納得しづらい部分があったことなどから、当時は売却という判断をいたしました。
それから数年、グローバル展開がさらに進みGUを通じた米国市場への進出や、より手頃な価格帯への積極的な挑戦、さらにリサイクルやサステナビリティへの取り組みなど、企業として新しいステージに入っていると確認できました。こうした動きに加え、株価水準も投資の好機と判断し、改めて組み入れることにいたしました。
▸ 担当アナリスト上野による同社の理念と強み、5つの軸での解説はこちら!
■ アシックス:世界で評価される日本企業へ
アシックスは、世界で活躍する日本のシューズメーカーで、すでに海外売上高比率が80%を超えるグローバル企業です。特にヨーロッパやオーストラリアではブランド評価が高く、近年ではアメリカ市場でもプレゼンスを拡大しています。
また、会長の交代など経営体制にも変化があり、資本市場に対する姿勢も前向きに変わってきたことを踏まえ、私たちは「グローバルに戦える、日本を代表する企業へと進化している企業」としての評価を改めて確信しました。株価が一時的に下落した局面で投資を実行しております。
▸ 担当アナリスト原嶋による解説、社名の由来や企業の変遷とこれからの展望はこちら!
実はこの2社はいずれもザ・2020ビジョンや他のファンドではすでに投資を行っていました。
そしていよいよ、コモンズ30ファンドにおいても「中長期的に共に歩んでいける企業」として再評価し、新たな一歩を踏み出すタイミングが訪れたと感じています。
コモンズ30ファンドは、現在ちょうど30銘柄で構成されています。今後も市場環境や企業の変化をしっかりと見つめながら、「持続的な価値創造」に挑戦する企業を応援してまいります。
今後のファンド運用、そして新しく加わった2社との対話の深まりに、ぜひご期待ください。
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【コモンズ投信】2025年5月運用報告動画~ファンドの運用状況と今後の見通し~
▸ https://youtu.be/0tpG6b2RaO8
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コモンズ30ファンドのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund30/risk-cost/
ザ・2020ビジョンのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund2020/risk-cost/
まあるい未来共創ファンドcotocotoのリスク・費用(目論見書該当ページ参照)
https://www.commons30.jp/pdf/cotocoto/20240926_cotocoto_prospectus.pdf
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※投資信託は、値動きのある有価証券等に投資するため、その基準価額は変動します。
したがって、お客さま(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割込むことがあります。
委託会社の運用により生じるこうした基準価額の変動による損益は、すべてお客さま(受益者)に帰属します。なお、投資信託は預貯金と異なります。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。
※上記セミナーにおいて、コモンズ投信が設定、運用、販売を行う投資信託の勧誘を行うことがあります。