こんにちは、コモンズ投信福本です。
今週、日経平均株価が一時7万円を突破しました。
あまりにも早い上昇ペースに私自身驚きを隠せません。また、お客さまからは「日経平均は上がっているのに、自分の資産はあまりその恩恵を受けていない気がする」というお声も届いており、とまどいを感じている方も少なくないようです。
今日は、先日開催した、参加者からの質問に運用責任者の伊井が回答するセミナー(アーカイブはありません)で、お客さまの関心が高かった内容について取り上げます。
さらに私たちコモンズ投信の運用スタンスについてもお伝えしたいと思います。
▸二極化する市場と第4次産業革命の始まり
現在の日経平均株価の上昇をけん引しているのはAI・半導体関連銘柄です。日経平均株価は構成銘柄225社の株価の単純平均ですから、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、アドバンテスト、これら指数寄与度が高い銘柄の株価上昇が、そのまま日経平均株価を押し上げます。
一方、「日経平均株価の上昇に対し、TOPIXはそこまで上がっていない」という乖離も起きています。
TOPIXは東証プライム市場に上場する銘柄すべての加重平均で算出され、特定銘柄の影響を受けにくいという特徴があります。これが意味するのは、「AI・半導体関連株は大きく上昇しているが、市場全体が買われているわけではない」という事実です。それで日経平均株価とTOPIXに「乖離」が生じている、というのが今の市場の特徴です。
では、AI・半導体関連企業の株価は期待だけで買われているのでしょうか?実際に、こうした企業の業績は絶好調で、背景には「第4次産業革命の始まり」と言っても過言ではない動きがあります。
インターネットがAI時代へのプロローグだったとすれば、AIはそこから全く異なるステージへの移行です。テーマとしては長く続くと見ています。
▸マーケットは予測できない——だから企業の価値を見る
ただし、金利の動向には注意が必要と考えています。日本の10年長期金利は現在2.6〜2.7%台で、急上昇していることを懸念する声も聞こえますが、潜在成長率と期待インフレ率から計算すれば3%程度は理論的に正当化される水準だと考えています。
一方、現在4.4%程度の米国の長期金利が5%を超えてくると、成長期待で買われている銘柄には向かい風となり、今のAI相場に冷や水が浴びせられる局面も想定しておく必要があると考えています。
では、私たちコモンズ投信はこうしたマーケットにどんなスタンスで臨んでいるのか。
株価が高い局面だからこそ、私たちは「高い時ほど企業を厳しく見る」という姿勢を大切にしています。含み益があるときほど冷静に見る。それが今、最も心がけていることです。そして、こうした時ほど「企業の価値を見る」ことに集中すべきだと考えています。
昨年4月にトランプ関税ショックが起きた時、今年3月にイラン戦争が勃発した時、6月の今、これだけの株価になることを予想できた人はいたでしょうか?市場の短期的な動きは誰にも予測できないのです。
だからこそ私たちが大切にしているのは、「外部環境に左右されず、それを乗り越えていけるほど強く優れた企業に長期で投資すること」です。
トランプ大統領が何を言おうと、為替が動こうと、地政学リスクがあろうと——筋肉質ないい会社は、時間を与えてあげれば必ず成長できる。この信念は変わりません。
今後も、運用に関する情報発信を丁寧に行ってまいりたいと思います。
不安なことやご相談がありましたらいつでもコールセンターまでご連絡ください。
引き続きどうぞ、よろしくお願いいたします。
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※投資信託は、値動きのある有価証券等に投資するため、その基準価額は変動します。したがって、お客さま(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
委託会社の運用により生じるこうした基準価額の変動による損益は、すべてお客さま(受益者)に帰属します。なお、投資信託は預貯金と異なります。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。
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