こどもトラストセミナー×日東電工 【Nittoの研究最前線に潜入!未来を支える素材サイエンス体験】

こんにちは!
マーケティング部の小暮です。

2026年3月27日(金)、こどもトラストセミナー×日東電工【Nittoの研究最前線に潜入!未来を支える素材サイエンス体験】を開催しました。

日東電工株式会社(Nitto)は、テープやフィルムなどの高機能材料を開発・製造するグローバルメーカー。
独自の粘着・塗工・高分子技術を活かし、スマートフォンのディスプレイ向け部材をはじめ、
自動車、医療・ライフサイエンス向けなど、幅広い分野に製品・サービスを提供しています。
多様な産業を素材の力で支え、社会課題の解決や新たな事業の創出にも取り組んでいます。

今回は茨木事業所内にある、研究開発や人財育成を一体的に行っているinovas(イノヴァス)という施設を訪問しました。

本館の入口から入ると、Nittoの歴史が詰まった展示スペースがあり、
待っている間からワクワクするものをたくさん見つけている子もいました。

まずは記念の集合写真をパシャリ。

そして、inovasに入ると、大型商業施設のようなワクワク空間が広がっていました。
ラウンジには、カフェ風のスペースや「ボッチャ」のコートも用意されており、
ここで働く人たちが、仕事の合間にリラックスできる仕掛けがたくさんありました。

早速セミナースタート!
はじめにコモンズ投信から、
『今日集まっているみんなは「こども投資家」で、Nittoさんのいいところやすごいところをたくさん見つけていこう!そして、投資家としてNittoさんを応援したいかを考えてみよう!』と
お話ししました。
こどもたちが真剣な目つきに変わりました。

その後、Nittoの大浦さまより、同社の事業内容についてご説明いただきました。

(こどもたち用に、すてきな冊子を作っていただきました)

創業107年になるNittoは28か国に事業展開しており、89のグループ会社があります。
世界では27,900名ほどの従業員が働いています。そのうち、茨木市の事業所で働いている方が1,000名ほど。

得意な分野は「テープ」「シート」「フィルム」。
これらの製品は車などの乗り物、住まいの中で日用品や体に関わるものなど多岐にわたって使われています。身近なものでは両面テープや掃除に使うコロコロなど。
工場や会社で使用される様々な製品の中で、素材として幅広く使われています。そのため私たちの目には見えないけれど、生活になくてはならない重要な製品を作っています。

さて、Nittoのことを教えてもらった後は、いよいよinovas見学ツアーに出発!

まずは、「偏光板」の実験です。
目の前のモニターには、真っ白な画面だけが映っています。しかし、ある薬剤をつけたフィルムを思いっきり伸ばして、そのモニターに重ねると…
なんと、そのフィルムを重ねた部分にだけ、綺麗な桜の映像が映し出されました!
これにはこどもだけでなく、周りで見ていた保護者の皆さまからも、驚きの歓声があがりました。
実は、真っ白に見えたモニターには既に桜の画像が投影されていて、光が「散乱」した状態になっていました。そこに、光の通り道を整える性質をもったフィルムを重ねることで、桜の画像がはっきり見えるようになった、というわけです。

逆の発想で、部屋の中にあるモニターの映像だけを見えなくするために、ガラス張りの扉に透明の偏光フィルムが貼ってある部屋がありました。
部屋の中にいる人はモニターの映像を普通に見ることができますが、偏光フィルムを貼った扉の外にいる人には、モニター画面が真っ黒に見えるのです。
こどもたちは扉を開けたり・閉めたり、中に入ってみたり出てみたり、いろんな角度から確かめていました。

inovasの施設内を移動するとき、実際に働いている人たちの様子を見ることができました。
席はフリーアドレスになっており、座る場所を自由に決めることができ、様々な人との会話を通して、新しいアイディアが生まれることがあるそうです。

廊下の壁に「ペン」のマークが書いてあるところがありました。これは、移動中に思いついたことがあったらすぐに形にできるように、壁に自由に書いて消すことができる場所を用意しているとのことでした。

さて、移動した次の部屋で、実験を3つ見学しました。
1つ目の実験は、熱を加えると剥がれる粘着テープ。
常温ではしっかり貼りついているのに、ホットプレートで加熱すると、ポロンと綺麗に剥がれました!熱を加えると接着面が凹凸になり、簡単に剥がれる構造になっているそうです。

2つ目の実験は、肌に貼っても違和感がないテープ。
キズに貼るガーゼや点滴を固定するために長時間テープを貼っておかなければならない人が、少しでもストレスを減らせるように開発されたもので、貼りっぱなしにしても、かぶれにくいそうです。
実際に、手の甲に貼ってグーパーと手を動かしてみても、ほとんど違和感がなく、肌に密着していました。
絆創膏は剥がすときに痛みを感じるときがありますが、何より驚いたのは、このテープは剥がすときに全く痛みがありませんでした。
こどもたちも「痛くない!」と感動していました。

(「優肌パーミロールTM Lite」(医療用テープ))

3つ目の実験は、水は通さず空気を通すフィルム。
水を通さないといえばビニール袋が思い浮かぶ方も多いと思いますが、ビニール袋は水も空気も通しません。
水をためた水槽をこのフィルムでふたをして、逆さにしても水は漏れないのに、フィルムの下から空気ボンベをあてると、ポコポコと気泡が発生しました!とても不思議です。
このフィルムは「水の分子のほうが空気の分子より大きい」ということを利用して、空気は通れるが水は通れない穴が無数にあいた薄いプラスチックの膜で、マスクやスマホの防水、空気洗浄機のフィルターなどに使用されているそうです。

そして最後に、指紋採取体験をしました。
警察に採用されている本物の指紋採取キットを使って、自分の指紋をとってみました。
以前はゼラチンを利用していたようですが、熱に弱かったり、保存が難しいという問題がありました。
Nittoが得意とするフィルム技術で代替可能になり、採取や保管がとてもしやすくなったとのことです。こんなところにもNittoの製品が活躍しているのかと、みんな驚いていました。

さて、ひと通り施設内を見学したところで「こども投資委員会」を開催し、こども投資家としての目線から何を感じたのかを聞いていきました。

・仕事をしている社員さんがとっても集中していて、まじめだった。
・建物内には階段もたくさんあったけど、上り下りするときは手すりを使うなど、安全を守れるように徹底していた。
・扉を開けたら急にモニターに映像が映っていて、すごい技術だと思った。
・偏光フィルムの角度を変えたり重ねたりする実験も見たかった。
・剥がすとき痛くないテープがいいなと思った。
・社員さんが効率的に仕事ができるような工夫がたくさんあって働きやすそうだと思った。

最後に、こども投資家のみんなで、これからNittoさんを応援したいか否か決議をとりました。
満場一致で「これからもNittoさんを応援しましょう!」と決定しました。

(取材ノートには、見たもの聞いたことがびっしり!)

そして、こどもたちから感謝の気持ちを込めて、Nittoの皆さまに手紙を書きました。

今回一緒にご参加いただいた保護者の皆さまからも、感想をいただきました。
・製品や仕事内容など説明が分かりやすく、実際に働く大人たちの様子を見せてもらえたことが貴重な経験になりました。
・こどもが科学に興味をもったタイミングだったので、科学を使った仕事をしている会社や製品を見て、科学がどのように使われているのかを体験できた事がとても良かったと思いました。
・普段は会社見学ができる機会がありませんが、今回の体験で、物作りや研究の楽しさを感じたようです。
・投資信託を通じて応援している企業が素晴らしい製品を作っておられるのが知れて嬉しく感じました。

私たちの生活を支える大切な技術を開発しているNittoさんの取り組みを知り、未来がもっとワクワクするような体験ができました。

Nittoの皆さま、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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