大局を眺めると見えてくるアクティブ

おはようございます。渋澤健です。

いよいよ、というか、あっという間にゴールデンウイークになった感じがしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

最近の春は、やはり地球温暖化の影響なのか、すごく短くなっているようにも思いますが、天気が良いと気持ちも晴れますね。

ただ、今年のGWの天候は特に前半は不安定のようです。今の国内外の情勢と同じように。

先週、国内大手信託銀行の幹部と意見交換をしましたが、私が「今までの20~30年間の低金利・低インフラに支えられた投資環境および地政学的な民主主義・資本主義の延長線上とは異なる次元に入っているよう気がします」とお話をしたら、まさに同じようにお考えであるという返答がありました。

不安定な時代に入ってきたという心の準備が必要そうです。

不安定(リスク=不確実ある)世の中であるからこそ、目先の勝敗に囚われて大局を見失うことのないように気をつけたいです。長期投資に大切な心構えです。

こういう時だからこそ、コツコツと積み立て投資を継続(あるいは始めていない方であれば、始める)すべきです。

また、不安定な投資環境では「全て」が良いわけでありません。ただ、環境的・社会的な課題が高まっている世の中であるからこそ、新しい時代の事業環境に適応して、解決を、製品やサービスを、価値を、創造できる企業の存在が要ると確信しています。パッシブ運用(インデックス投資)信奉者が多い世の中になっている今までの現状がありますが、これからの時代は、不確実性が高まるからこそ、アクティブ運用の役割が高まる。これも確信しています。ただ、アクティブ運用の「全て」が良いわけでもないことにもご注意。

ゴールデンウィーク、自由自在に過ごせる日があるからこそ、ちょっと大局を眺めてみましょう。

どうぞ良い1週間を。

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